2016.11.19

加入早々に18点9リバウンドの大活躍、SR渋谷待望のビッグマン、ポスチュマス「楽しいゲームだった」

早くもチームにフィットしている様子を見せたSR渋谷のチャド・ポスチュマス [写真]=B.LEAGUE
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 11月19日に行われたB1リーグ第8節第1戦で、サンロッカーズ渋谷三遠ネオフェニックスに80-62で勝利。ホームゲームの連敗を4でストップし、順位も三遠を上回り2位に浮上した。

 この試合で移籍後初出場となったチャド・ポスチュマスは、18得点9リバウンドと、いずれもチームトップの数字を記録。鮮烈なB1デビューを飾った。11月17日に契約を交わしたばかりだが、試合後には「(BT テーブス)ヘッドコーチは自分に合わせたオーガナイズをしてくれた。チームメートもやりやすいようにプレーさせてくれている」と語り、早くもチームにフィットしているところをうかがわせた。

 確固たるセンタープレーヤーが不在であったSR渋谷にとって、ポスチュマスの加入は非常に大きい。この試合のスタッツではペイント内ポイントは44と三遠の26を大きく上回り、セカンドチャンスポイントに至っては三遠の2に対し15と、SR渋谷がインサイドを制したことをはっきりと物語った。

「今日は自分にとっても非常に楽しいゲームだった」と話すポスチュマスだが、自分自身の出来については「リバウンドをもっと取ることができたはず」と決して満足していない。

 待望のビッグマンを得て完勝したSR渋谷だが、オールジャパンやプレーオフ進出に向けて、負けられない戦いが続く。明日11月20日の第2戦もホームで三遠を下し、連勝記録を伸ばしていきたいところだ。

文=山口晋平

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