2017.04.23

寒竹隼人の活躍で島根が愛媛を下す、東京EXは6試合ぶりの白星/B2リーグ第28節

右ひざの負傷から復帰して今季初出場を果たし、試合後ブースターに挨拶をする島根の寒竹隼人 [写真]=B.LEAGUE
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 B2リーグ第28節第1戦が4月22日に各地で行われた。
 
 島根スサノオマジックはホームに愛媛オレンジバイキングスを迎えた。34-34の同点で臨んだ第3クォーター、右ひざの負傷から復帰し今季初出場を遂げた寒竹隼人が活躍。残り8分8秒にファーストブレイクから3ポイントシュートを決めると、同3分11秒にも3ポイントを沈める。さらに同45秒にはバスケットカウントで4点を加え、島根は62-50と12点差でこのクォーターを終えると、最後の10分間もリードを広げて77-61で快勝した。寒竹はゲーム最多タイの13得点を記録してチームを引っ張った。

 東京エクセレンスは敵地でファイティングイーグルス名古屋と対戦。試合開始からライアン・ステファン西山達哉が連続で3ポイントシュートを決めて好スタートを切ったが、19-17のわずか2点リードで第1クォーターを終える。第2クォーターもステファンが3ポイント3本を含む11得点を挙げる活躍を見せ、40-30と点差を2ケタに広げて試合を折り返す。その後、最終クォーターには3点差まで追いあげられる場面があったものの、最終スコア76-67で中地区2位の相手を撃破した。ステファンは今季最多の33得点を挙げ、6試合ぶりの勝利に貢献した。

 群馬クレインサンダーズ青森ワッツを相手に92-82で白星を挙げた。40-43と3点ビハインドで臨んだ第3クォーターに根東裕隆アブドゥーラ・クウソーのシュートでたたみ掛け、67-64と逆転に成功。その後も小淵雅トーマス・ケネディマーカス・カズンを中心に攻撃を展開し、危なげなく勝利を収めた。小淵が21得点4アシスト、根東が19得点4アシストとガード陣が奮起した。

 広島ドラゴンフライズは香川ファイブアローズとの試合を制した。67-64で迎えた最終クォーター、香川のチェハーレス・タプスコットに立て続けに得点を許し、試合終了残り8分28秒には70-71と逆転される。しかし、同7分48秒に北川弘が3ポイントシュートを決め再びリードすると、同6分31秒にも3ポイントを沈めて引き離す。これで流れをつかむと、相手に主導権を与えることなく、最終スコア89-81で逃げきった。

【試合結果】
広島ドラゴンフライズ 89-81 香川ファイブアローズ

Fイーグルス名古屋67-76 東京エクセレンス

西宮ストークス 87-73 信州ブレイブウォリアーズ

岩手ビッグブルズ 68-74 福島ファイヤーボンズ

山形ワイヴァンズ 80-91 茨城ロボッツ

群馬クレインサンダーズ 92-82 青森ワッツ

バンビシャス奈良 71-79 アースフレンズ東京Z

鹿児島レブナイズ 70-93 熊本ヴォルターズ

島根スサノオマジック 77-61 愛媛オレンジバイキングス

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