2017.11.06

「ホッとした」約1カ月ぶりの本拠地勝利、安齋HC代行「『プライドを持って戦え』と伝えた」

指揮を執った安齋竜三HC代行 [写真]=B.LEAGUE
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 栃木ブレックスが、9月29日に行われたB1リーグ第1節第1戦以来のホーム戦白星を挙げた。

 11月5日、ブレックスアリーナ宇都宮に千葉ジェッツを迎え撃った第7節第2戦。同点で迎えた試合終了残り2分45秒にセドリック・ボーズマンの3ポイントシュートで勝ち越すと、粘り強い守備で相手を寄せつけず、最終スコア77-72で逃げきった。

 体調不良の長谷川健志ヘッドコーチに代わり指揮を執った安齋竜三HC代行は、「今までの2ゲーム目(第2戦)は相手の強さや激しさに引いてしまう部分が多かった」とここまでの出来を振り返った上で、この日の勝因をこう語った。

「『今日、それ(激しさ)を見せなかったら終わりくらいの気持ちでやれ』、『プライドを持って戦え』と伝えた。選手一人ひとりが同じ方向を向いて、苦しい時間帯でもやりとおした結果が勝ちにつながった」

開幕戦以来のホーム戦勝利を挙げた栃木 [写真]=B.LEAGUE

 また、ライアン・ロシターを負傷で欠いた中、17リバウンドを記録した竹内公輔を筆頭に、アンドリュー・ネイミックセドリック・ボーズマンが奮起。10月31日からのチーム練習で「ディフェンスの部分でかなり激しくやってきた」と安齋HC代行は明かし、「こういうディフェンス、練習をしていれば勝ちにつながると思えたはず」と続けた。

 約1カ月ぶりのホーム戦勝利に「ホッとした」と、安堵の様子を浮かべた安齋HC。「やることはシンプルで、気持ちで負けないなどメンタル面がゲームには左右される。どのチームも大きな力の差がない中、自分たちが信じていることをやり続けるメンタルが大事だと思った」とコメントした。

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