2018.01.25

東地区3位と2位による直接対決、第12節以来の試合は好勝負に期待

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 6連勝で前半戦を締めくくった川崎ブレイブサンダースだが、後半戦はレバンガ北海道との1戦目に敗れて黒星スタートとなった。前半の11点ビハインドを追いあげて接戦に持ちこんだが、勝負どころでビッグプレーを許して敗戦。フリースローで25得点を挙げながら、ニック・ファジーカス辻直人以外の得点が伸びなかったのも敗因だ。同様に接戦となった2戦目は篠山竜青の活躍で勝利を収めた。シーズンの半分にあたる30試合を消化した現時点で負け数が昨季と同じ「11」に達し、ここからチームの完成度を高めていかなければならない。

 今節の相手は千葉ジェッツ。その千葉は横浜ビー・コルセアーズにいい形で連勝し、後半戦のスタートを切った。1戦目は立ちあがりで相手に押されたが、第2クォーター以降はオフェンスが機能。その勢いのまま、2戦目は第2クォーター以外すべて30得点以上を挙げ、34アシストで114得点の大勝を飾った。

 2勝差で東地区3位と2位の直接対決。第12節の対戦も1勝1敗と、好勝負が期待できる。追う立場の川崎は、千葉に負けじと得意のパスワークを披露したいところ。ファジーカスと辻以外の得点が伸びれば伸びるほど、川崎は勝利に近づく。

文=吉川哲彦

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