2018.02.10

今季は琉球ゴールデンキングスが4戦全勝、滋賀レイクスターズは一矢報いることができるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 すべて相手が異なる5節連続の同地区対決で一番のポイントとなる京都ハンナリーズ戦を1勝1敗で終えた琉球ゴールデンキングス。5節計10戦全勝は逃してしまったが、最後の滋賀レイクスターズ戦は連勝で締めくくりたいところだ。

 京都戦の1戦目は、攻守両面で個々がそれぞれの役割をしっかり果たして19点差の快勝だった。しかし2戦目はサイズダウンした相手にかく乱され、第1クォーターで15点ビハインドと後手に回ってしまった。最終的に20点差をつけられたこと以上に、今季最多の87失点を喫したことが悔やまれる。

 滋賀は前節の千葉ジェッツ戦で連敗が「9」に伸び、ついに西地区4位に降下。1戦目は特別指定選手の佐藤卓磨が16得点と躍動したが、第4クォーターに突き放された。2戦目は5人が2ケタ得点を挙げながらも、その5人以外が合計でわずか5得点。ディフェンスでも、ファウルの多さを改善できずにいる。

 今季はすでに4度対戦し、すべて琉球が勝利。一矢報いたい滋賀としては、琉球の3ポイント攻勢に対して長谷川智伸狩野祐介の長距離砲の精度に活路を見出したい。そして、並里成は古巣相手の全敗を避けるべく気合満点でコートに立つに違いない。

文=吉川哲彦

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