2018.02.11

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs西宮ストークスは、両軍ともに日本人選手の活躍が必須

 勝率で並ぶ三遠ネオフェニックスとの直接対決に臨んだ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。負傷のジャスティン・バーレル中東泰斗を欠く戦いとなったが、1戦目は12本の3ポイントを浴び、103失点で大敗。この時点で中地区3位の座を明け渡した上、2度のテクニカルファウルで退場となったクレイグ・ブラッキンズが2戦目は出場停止。外国籍選手がジェロウム・ティルマン1人となってしまい、前半で20点のビハインドを背負う。しかし、前々節の2戦目と同様に後半に猛反撃。船生誠也笹山貴哉の活躍で試合をひっくり返し、地区3位の座を取り戻した。

 西宮ストークス大阪エヴェッサに連勝すれば1勝差に迫るところだったが、力なく連敗。1戦目は3人の外国籍選手が計14得点に沈み、今季最少の57得点。2戦目は岡田優を欠きながらも得点を81に伸ばしたが、ファウルが込んで大量101失点を喫した。失点が100を超えたのは今季4度目だ。

 名古屋Dはバーレルとブラッキンズの不在をカバーした大宮宏正の働きも見事だった。西宮としても、谷直樹道原紀晃以外の日本人選手の活躍が欠かせない。前節2戦目で初めてスターター起用された内藤健太にかかる期待は大きい。

文=吉川哲彦

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