2018.04.27

地区2位を狙う新潟アルビレックスBB、今季1勝3敗の相手に連勝できるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 第23節の新潟アルビレックスBBとの1戦目で連勝を「7」に伸ばした後、前々節まで1勝9敗と沈んだ三遠ネオフェニックスロバート・ドジャーを欠いた前節のアルバルク東京戦も、1戦目は第2クォーター以降に主導権を握られて23点差の完敗を喫した。2戦目は第4クォーターで相手を5失点に封じて猛追したが、前半の53失点が響いて10点届かず。「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」進出を目指す戦いは、5試合を残して幕を閉じた。

 この結果、中地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズへの挑戦権を持つのは新潟だけ。ダバンテ・ガードナーの得点がやや下降気味の新潟は、島根スサノオマジック戦も得点は今一つ伸びなかったが、2戦とも失点が60点前後とこれまで課題の多かったディフェンスで連勝を勝ち取った。1戦目では畠山俊樹、2戦目では鵜澤潤の奮闘も光った。

 ただ、名古屋Dとはまだ3勝差がついたままで、今節も連勝が必要。今季の三遠戦はすべてアウェーで1勝3敗と分が悪いが、直近の第23節2戦目はやはりガードナーが19得点に止まりながら、第4クォーターにディフェンスで踏ん張って勝っている。ホームで戦う今節は、ブースターの応援を受けてさらに体を張らなければならない。

文=吉川哲彦

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