2018.05.14

秋田ノーザンハピネッツが1年でB1復帰を決める、第1戦の勢いのまま熊本ヴォルターズを連破

第1戦で30得点を挙げ、逆転勝利の立役者となった田口[写真]=B.LEAGUE
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 5月12日と13日の2日間、CNAアリーナ★あきたにて「B2 PLAYOFFS 2017-18」セミファイナルが行われ、B1昇格を懸け秋田ノーザンハピネッツ熊本ヴォルターズと対戦した。

 1日の第1戦、ホームの秋田は前半を終えて29-43と劣勢を強いられる。しかし、後半に入ると息を吹き返し、第3クォーターはキャプテンの田口成浩が2本の3ポイントを含む13得点をマーク。この10分間を28-17とし、一気に3点ビハインドまで詰め寄った。

 迎えた第4クォーターは序盤に離されたが、開始2分46秒からナイジェル・スパイクスクリス・カヨール中山拓哉の連続得点で同点に追いつく。試合終了残り3分52秒にはカディーム・コールビーのフリースローで試合をひっくり返すと、同1分58秒からは田口のレイアップとジャンプショット、コールビーのインサイドで82-78。最後は小野寺祥太が貴重な3ポイントを沈めて、最終スコア85-81で逆転勝利を収めた。

第1戦で9アシスト3スティールの活躍を見せた秋田の中山[写真]=B.LEAGUE

 第1戦を制した秋田は、翌日の第2戦では立ちあがりから試合の主導権を握った。最初の10分間は谷口大智白濱僚祐の3連続3ポイントなどで27-14とすると、次の10分間もコールビーを中心に相手を上回る24点を積みあげ、15点差で試合を折り返した。

 第3クォーターは谷口が13得点、田口が7得点で攻撃をけん引。守っては5つのターンオーバーを奪い計14失点に抑え、点差を27点にまで拡大した。最終クォーターは、大量リードを活かして危なげなく試合を進め、終わってみれば99-65の大勝。昨年、あと一歩のところでB1残留を逃した秋田が、この結果により1年でのB1復帰を決めた。

 なお、B2優勝が懸かるプレーオフファイナルは19日、20日に行われ、秋田はライジングゼファー福岡をホームに迎え撃つ。

第2戦では、B2最多となる4909名の観客が訪れた[写真]=B.LEAGUE

【GAME1 試合結果】
秋田ノーザンハピネッツ 85-81 熊本ヴォルターズ(@CNAアリーナ★あきた)
秋田|17|12|28|28|=85
熊本|23|20|17|21|=81

【GAME2 試合結果】
秋田ノーザンハピネッツ 99-65 熊本ヴォルターズ(@CNAアリーナ★あきた)
秋田|27|24|26|22|=99
熊本|14|22|14|15|=65

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