2018.10.13

シーホース三河とアルバルク東京による注目対決、ディフェンスの出来が勝利へのカギ

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シーホース三河vsアルバルク東京(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:10月13日14時5分~、第2戦:10月14日14時5分~

 昨シーズン、チャンピオンシップセミファイナルで激突したシーホース三河アルバルク東京が、第2節で再び相まみえる。

 開幕戦からアウェーで名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの“愛知ダービー”に臨んだ三河は、2戦とも接戦をものにすることができず連敗スタート。1戦目は第2クォーター、2戦目は第1クォーターで大きく差をつけられ、そこから巻き返すもあと一歩足りず、という試合内容だった。エースの金丸晃輔は2戦で計44得点、桜木ジェイアールも計31得点、新加入で注目のジェームズ・サザランドも初戦で32得点をマークするなど、点を取るべき選手が得点を挙げれているだけに、司令塔の生原秀将西川貴之村上直森川正明らの得点面での奮起にも期待したい。

 開幕戦で敗れた名古屋Dはトランジションオフェンスが主体のチームだったが、今回戦うA東京はアレックス・カークザック・バランスキーを中心としたハーフコートオフェンスを得意とするチーム。ディフェンスを持ち味とする三河にとしては、そろそろ守りきっての勝利をつかみたいところだ。

 一方のA東京は、サンロッカーズ渋谷との“東京ダービー”を制し開幕2連勝と波に乗っている。初戦は大黒柱のカークが27得点と大暴れし73-71で接戦を勝ちきり、2戦目はエースの田中大貴が不在の中5人が2ケタ得点をマークするバランスの良いオフェンスで、87-79で勝利した。この連勝でA東京が示したのは、高い対応力だ。SR渋谷が勝負所で展開したライアン・ケリーをスモールフォワードに起用したビッグラインナップにも、ポイントガードポジションを田中に任せることで対応し、2戦目ではその田中が不在の中でも多くの選手がステップアップし穴を埋めた。

 A東京としては、高いオフェンス力を誇るサザランドとエースの金丸、桜木といった得点源を持ち前のディフェンス力で抑えることができれば、自ずと勝利は見えてくるだろう。

 両チームともにディフェンスに優れたチームなだけに、守り合いの展開となる可能性が高い。その一方で、三河は金丸やサザランド、A東京はカークや田中と互いに得点面で計算できる選手が多く、彼らを止めることができなければ一方的な試合展開になることも充分あり得るだろう。

■ロースター
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
ジェームズ・サザランド(NEW)
狩俣昌也
アイザック・バッツ
村上直
森川正明
西川貴之
金丸晃輔
松井啓十郎
加藤寿一
桜木ジェイアール
グラント・ジェレット(NEW)
生原秀将(NEW)

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
齋藤拓実
安藤誓哉
馬場雄大
正中岳城
ザック・バランスキー
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
ジャワッド・ウィリアムズ
ミルコ・ビエリツァ(NEW)
アレックス・カーク

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