琉球ゴールデンキングスは力の差を見せたい、ライジングゼファー福岡は古巣凱旋の津山尚大に注目

バスケットボールキング編集部

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琉球ゴールデンキングス

2018.11.07 20:05 T.O.
試合終了
沖縄市体育館

ライジングゼファー福岡

■琉球ゴールデンキングスvsライジングゼファー福岡（＠沖縄市体育館）
11月7日20時5分～

　3年目のBリーグが開幕し、1カ月が経って迎えたB1第7節。西地区首位の琉球ゴールデンキングスは、敵地でアルバルク東京から2勝を奪い今季10勝目をマークした。

　第1戦は試合開始からジョシュ・スコットを中心にテンポよく得点を積みあげ、第1クォーターで計26点をマーク。守備ではわずか10失点に抑えると、残りの30分間も終始激しいディフェンスで相手のリズムを狂わせ、67－53で勝利した。第2戦では第3クォーターで逆転して相手を引き離したが、リベンジに燃えるA東京に粘られ終盤までもつれる展開に。それでも、同点に追いつかれた試合終了1分52秒から、キャプテン岸本隆一の連続3ポイントで相手を黙らせた。2戦ともに70点以下にとどめた守備に目がいきがちだが、成功率が50パーセント（第1戦）と38.5パーセント（第2戦）を記録した3ポイントも勝因に挙げられる。

　今節は沖縄市体育館に戻り、ライジングゼファー福岡を迎え撃つ。その福岡は前節の第2戦、京都ハンナリーズ相手に100点ゲームを演じ、開幕12戦目で待望のB1初勝利を手にした。しかし、第1戦では第4クォーター残り1分21秒で10点をリードするも、そこから延長戦に持ちこまれてまさかの逆転負け。自軍のミスから勝ちゲームを落としたことは、これから接戦をどうやって勝ちきるかを改めて考させられる要因となっただろう。

　前回のホームゲームでは、川崎ブレイブサンダースと星を分け合った琉球。今節は地区最下位に沈む相手に対し力の差を見せつけたいところ。対する福岡は、初の古巣凱旋となる津山尚大が攻撃面でチームに貢献できるかがカギ。移籍後も未だ納得のいく活躍ができていない22歳が、岸本、並里成といった“先輩”たちの前でハッスルする姿に期待したい。

■ロースター
・琉球（ヘッドコーチ：佐々宜央）
石崎巧
 橋本竜馬（NEW）
並里成（NEW）
金城茂之
 須田侑太郎
 ジェフ・エアーズ（NEW）
岸本隆一
 寒竹隼人（NEW）
田代直希
 アイラ・ブラウン
 ジョシュ・スコット（NEW）
古川孝敏