2018.12.22

ドワイト・コールビーに注目が集まる秋田ノーザンハピネッツ、千葉ジェッツを撃破し勢いをつけたい

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秋田ノーザンハピネッツvs千葉ジェッツ(@CNAアリーナ★あきた)
第1戦:12月22日18時5分、第2戦:12月23日14時5分

 東地区5位の秋田ノーザンハピネッツが、今季初対決となる同地区2位の千葉ジェッツをホームで迎え撃つ。

 秋田は前節、敵地に乗りこんで迎えたレバンガ北海道との初戦は、延長戦までもつれる激戦となった。前半をビハインドで終えたが、第3クォーターにカディーム・コールビーを中心に逆転に成功。しかし、第4クォーター残り2秒にフリースローを決められ勝負の行方は延長戦へ。延長戦は序盤に先制を許したものの、白濱僚祐が相手ターンオーバーの隙をつき連続得点を挙げ逆転すると、そのまま逃げきり最終スコア84-78で激戦を制した。続く第2戦は、前半にリードを作り後半を迎えたものの、第3クォーターに29点を奪われ、最終スコア79-84で連勝とはならなかった。

 第13節終了時点で8連勝中の千葉は、昨季のBリーグファイナル以来となるアルバルク東京との対戦に臨んだ。第1戦は、序盤にリードを作ったが、第2クォーターで逆転を許し35-37で前半を終える。後半も手に汗握るシーソーゲームが展開されたが、第4クォーター序盤に連続ターンオーバーで勝ち越しを許すと、その差を覆すことはできず72-76で惜敗。しかし、第2戦はマイケル・パーカートレイ・ジョーンズを中心に得点を重ね、8点リードで第1クォーターを終えると、第2クォーターでは開始から約5分間、A東京の攻撃をシャットアウトし42-29で試合を折り返した。試合終了残り20秒で3点差まで詰められたが、76-71で逃げきりリベンジを果たした。

 秋田は直近10試合を6勝4敗とし、徐々に調子を上げている印象。上位チーム相手からも勝利を挙げ、さらに自信をつけたいところだ。また、21日に加入が発表されたコールビーの弟、ドワイト・コールビーの活躍にも注目が集まる。一方の千葉も、連勝こそ途切れたもののここ数試合の戦いぶりはまさに盤石といえる。よほど大崩れしない限り、下位のクラブに対しての取りこぼしはないだろう。千葉はほとんどの数字でリーグトップクラスのスタッツを残しているが、オフェンスリバウンド数、スティール数では秋田が上回っており、この辺りでアドバンテージを取っていきたいところだ。

■ロースター
・秋田(ヘッドコーチ:ジョゼップ・クラロス・カナルス)
野本建吾
下山大地
白濱僚祐
成田正弘
下山貴裕
中山拓哉
ドワイト・コールビー
保岡龍斗
ニカ・ウィリアムス(福島ファイヤーボンズへ期限付移籍)
小野寺祥太
ジャスティン・キーナン
カディーム・コールビー
谷口大智

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
田口成浩
トレイ・ジョーンズ
大宮宏正
アキ・チェンバース
西村文男
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
石井講祐
原修太
小野龍猛

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