2018.12.27

栃木ブレックスは地区首位転落危機、秋田ノーザンハピネッツは連敗脱出なるか

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■栃木ブレックスvs秋田ノーザンハピネッツ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
12月27日19時5分

 栃木ブレックスのアウェー連勝記録が「13」でストップした。大阪エヴェッサとの前節、第1戦は30得点を挙げた第3クォーターに逆転。最後の10分間もライアン・ロシターの9得点を含む22得点を重ね、74-70で競り勝った。第2戦は前半の10点リードを守りきれず3点差で敗戦。珍しくターンオーバーが14個とかさみ、25本のフリースローを与えたことも痛かった。

 栃木のホーム、ブレックスアリーナ宇都宮に乗りこむのは3連敗中の秋田ノーザンハピネッツ千葉ジェッツとの第1戦は86-89と僅差で敗れたものの、第2戦は65-85と20点差で大敗を喫した。新加入のドワイト・コールビーが2戦計19得点20リバウンドを記録し、中山拓哉は第2戦で11得点14リバウンド10アシストの“トリプルダブル”。保岡龍斗ジャスティン・キーナンといった個々の活躍は目立ったが、2戦合計で53個のファウルを犯し、57本ものフリースローを与えてしまった。さらに、谷口大智が脳震とうと診断を受けたため今節は欠場濃厚。外国籍選手だけでなく、日本人選手がいかにファウルを少なくして、インサイドで奮闘できるかだ。

 栃木にとっては、2位の千葉ジェッツが同じ21勝5敗ということを考えると絶対に落とせないゲーム。ここ5試合連続で1ケタ得点の鵤誠司、3ポイントシュート試打数が多い渡邉裕規といった選手の活躍に期待したい。

■ロースター
・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳
アンドリュー・ネイミック
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
エリック・ロバーツ
山崎稜
喜多川修平

・秋田(ヘッドコーチ:ジョゼップ・クラロス・カナルス)
野本建吾
下山大地
白濱僚祐
成田正弘
下山貴裕
中山拓哉
ドワイト・コールビー
保岡龍斗
小野寺祥太
ジャスティン・キーナン
カディーム・コールビー
谷口大智

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