2018.12.30

ベスト8で敗れ連覇ならず…エースの田中裕也、明成での3年間は「人間性を多く学んだ」

3年生として、エースとしてチームを引っ張った田中[写真]=兼子慎一郎
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 12月27日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「Softbankウインターカップ平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」男子準々決勝が行われ、昨年の同大会を制した明成高校(宮城県)が帝京長岡(新潟県)に60-69で敗れ、2015年以来の連覇を逃した。

 豊浦高校(山口県)との2回戦、前橋育英高校(群馬県)との3回戦と、チームハイとなる得点でけん引してきた田中裕也(3年)。準々決勝でも22得点に加え、7リバウンド5スティールと奮闘したが、勝利には届かなかった。敗因は「自分たちが受け身に回ってしまったという部分」と振り返った田中。試合をとおしてチームファウルが「22」とファウルがかさんだ。それにより積極性を欠き、帝京長岡の留学生ケイタ・カンディオウラ(3年)を止められず、同選手に37得点を許した。「日本一を取って先生に恩を返したかったし、後輩にも受け継いでもらいたかったので、日本一になれなかったという部分では本当に悔しい」。

 それでも「(佐藤)久夫先生の下でやった3年間は技術だけじゃなく人間性を多く学んで、今後の人生やバスケットでも大事になってくる部分になると思うので、その教えは絶対に忘れないでやっていきたい」と、明成での3年間を胸に先を見据えた。

 これで3年生は引退となるが、スターターの木村拓郎と蒔苗勇人は2年生、準々決勝で13得点を挙げた浅原紳介は1年生と、来年も戦力はそろっている。エースとしてチームを引っ張てきた田中は、「もっと強気でプレーすれば自分のプレーが出せたと思うので、弱気にならないでプレーしてもらえれば」と、後輩たちの背中を押した。

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