2019.03.01

琉球ゴールデンキングスは新戦力獲得でインサイド強化、レバンガ北海道は残り20試合にすべてを懸ける

バスケ情報専門サイト

琉球ゴールデンキングスvsレバンガ北海道(@沖縄市体育館)
第1戦:3月2日18時5分、第2戦:3月3日13時5分

 レギュラーシーズン再開初戦で琉球ゴールデンキングスレバンガ北海道による“南北対決”が実現する。

 琉球は千葉ジェッツと対戦した前節の地区首位決戦で、1月27日から続いた連敗を「5」でストップ。最初の10分間で4点のリードを奪った第1戦は、10-21と圧倒された第2クォーター以降に流れをつかめなかった。第2戦も第1クォーターで12-8と好スタートを切ると、出場した全選手が得点を挙げるバランスのいいオフェンスを見せ、79-67で快勝。帰化選手のアイラ・ブラウンが約2カ月ぶりに復帰し、限られたプレータイムの中で2戦計16得点8リバウンドを挙げた。中断期間中、アマンゼ・エゲケゼ(現新潟アルビレックスBB)に代わって211センチ112キロのスコット・モリソンを獲得。日本でのプレー経験が豊富なビッグマンを加え、外国籍選手は3人体制でシーズン終盤戦に挑む。

 第23節で連勝を飾った北海道だったが、前節は中地区首位の新潟アルビレックスBBと顔を合わせ、2試合とも第2クォーター以降に突き放されて連敗。レギュラーシーズン20試合を残して10勝30敗でリーグ全体の17位に沈む。さらに、追い打ちをかけるかのように松島良豪が左足立方骨骨折の負傷。復帰時期未定と発表されているため出場可否は不明だが、ここまで1試合平均5.5得点6.4アシストを挙げている司令塔が不在になれば大きな痛手だ。

 西地区首位に立つ琉球だが、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ京都ハンナリーズとのゲーム差は「3」。ホームで戦う今節は確実に白星を伸ばしておきたい。一方、残留プレーオフ回避を目指す北海道は、ポイントガード兼シューティングガードの内田旦人が特別指定選手として加入。東海大学でキャプテンを務めた22歳がチームの“救世主”になれるか。

■ロースター
・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
ナナーダニエル弾
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット(インジュアリーリスト)
古川孝敏
ケビン・ジョーンズ
スコット・モリソン

・北海道(ヘッドコーチ:内海知秀)
溝口秀人
関野剛平
山本柊輔
牧全(インジュアリーリスト)
多嶋朝飛
折茂武彦
市岡ショーン(インジュアリーリスト)
桜井良太
デイビッド・ドブラス
マーク・トラソリーニ
川邉亮平
野口大介
松島良豪
バイロン・ミュレンズ
中野司
内田旦人

レバンガ北海道の関連記事

B1の関連記事