2019.11.09

第2Qに突き放したアルバルク東京、琉球ゴールデンキングスとの1戦目に勝利

積極的なドライブなどで17得点をマークした田中大貴 [写真]=B.LEAGUE
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 11月9日にアリーナ立川立飛でB1リーグ第8節第1戦が行われ、アルバルク東京琉球ゴールデンキングスが対戦した。

 A東京は安藤誓哉田中大貴菊地祥平竹内譲次アレックス・カークの5人が先発。アウェーの琉球は石崎巧岸本隆一田代直希デモン・ブルックスジャック・クーリーがスターティングファイブに名を連ねた。

 試合序盤は両外国籍選手を中心に得点を重ねる琉球に対し、A東京は田中のドライブで徐々にリズムをつかんでいく。竹内の3ポイントもあったが点差を広げることができず、逆に岸本に3ポイントブザービーターを許し23-19と拮抗した展開で最初の10分間を終えた。

 第2クォーターはA東京の時間が続く。序盤からファウルがかさむ相手に対し、安藤の3ポイントで始まると、開始3分48秒には古巣対戦となった須田侑太郎のジャンプショットで点差を2ケタに。田中のアシストからケビン・ジョーンズのアリウープダンク、田中と安藤の3ポイントもあり、45-32とリードを広げた。

 静かな立ちあがりとなった第3クォーター、琉球はクーリーのインサイドを中心に反撃を試みる。しかし、A東京は詰め寄られたところで竹内、正中岳城の3ポイントが炸裂。相手に主導権を渡さず、59-49で最終クォーターに突入した。

 最後の10分間でも正中、安藤などが要所で得点をマーク。A東京が最終スコア76-66で琉球を下し、第1戦を制した。

 昨季王者との一戦を「現在地がどこかわかる対戦」と捉えていた佐々宣央ヘッドコーチは、試合後「正直勝ちたかった」とコメント。12本の3ポイントを許したこと、15個を数えたターンオーバーなどを敗因として挙げ、「戦略、戦術でズレがあった」とも明かした。

 ルカ・パヴィチェヴィッチHCは、石崎や並里成など相手ガード陣を抑えたことを評価。一方で16個のオフェンスリバウンドを含む42リバウンドを与えたことを課題に挙げ、「悪い部分はリセットして、いい部分は継続していく」と第2戦に目を向けた

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