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ダバンテ・ガードナーがB1史上初の通算1万得点突破「この枠組みでは最後の1人になるのかな」

11月6日、秋田戦に先発出場した三河のダバンテ・ガードナー[写真]=B.LEAGUE
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 11月6日、B1中地区のシーホース三河に所属するダバンテ・ガードナーが、Bリーグ史上初となる通算1万得点を達成した。

 アメリカ出身で現在33歳のガードナーは、203センチ132キロの体格を誇るパワーフォワード兼センター。Bリーグ開幕前年に来日すると、西宮ストークス(現:神戸ストークス)、新潟アルビレックスBBを経て、2019-20シーズンから三河へ移籍した。

 新潟時代の2017-18シーズンから3年連続でB1得点王に輝いた実績を持ち、Bリーグ9年目となった今シーズンもB1三河で開幕から12試合連続で先発出場。11月3日のアルバルク東京戦で今シーズン最多タイ25得点を挙げると、同6日の秋田ノーザンハピネッツ戦の第4クォーター残り47秒、レイアップで2試合連続となる20得点超えと同時に節目の記録を達成した。

 22得点5リバウンド5アシスト1スティールでチームの2連勝に貢献し、大記録達成のメモリアルゲームを飾ったガードナーは、「とてもうれしく思います。今回Bリーグ史上初の1万得点を達成できたこととともに、 数年後すぐにBプレミアという新しいリーグが始まるのでこの枠組みでは最後の1人ということになるのかな、と思っています」と、クラブを通じてコメント。また、「ここにさらにチームとしての優勝という記録を加えたいです」と、Bリーグ初優勝への思いも込めた。

 2016年秋に開幕したBリーグは、今シーズンで9年目。通算1万点超えはガードナーのみで、昨シーズン限りで現役引退したニック・ファジーカス(元川崎ブレイブサンダース)が9552得点で歴代2位、日本代表として現在も活躍する富樫勇樹千葉ジェッツ)が6552得点の3位で続く。2026年秋からはBリーグが大幅な構造改革を実施予定。ガードナーの言葉通り、現行のB1では“最初で最後の1万点超え記録保持者”となりそうだ。

B1リーグ戦通算得点トップ20

1位 10002点 ダバンテ・ガードナー(三河)
2位 9552点 ニック・ファジーカス
3位 6552点 富樫勇樹(千葉J)
4位 6117点 ライアン・ロシター(A東京)
5位 5852点 安藤誓哉(島根)
6位 5548点 ジュリアン・マブンガ(宇都宮)
7位 5509点 金丸晃輔(佐賀)
8位 5318点 ギャビン・エドワーズ(宇都宮)
9位 5144点 ジョシュア・スミス(福岡)
10位 4985点 藤井祐眞(群馬)
11位 4940点 ジョシュ・ハレルソン(佐賀)
12位 4867点 ベンドラメ礼生(SR渋谷
13位 4860点 マイケル・パーカー(群馬)
14位 4787点 アレックス・カーク(琉球)
15位 4680点 アイラ・ブラウン(広島)
16位 4672点 比江島慎(宇都宮)
17位 4603点 岸本隆一(琉球)
18位 4445点 セバスチャン・サイズ(A東京)
19位 4367点 ライアン・ケリー(福井)
20位 4358点 D.J・ニュービル(宇都宮)

ダバンテ・ガードナーの年度別得点数

2024-25 B1三河 187得点(12試合)
2023-24 B1三河 1109得点(60試合)
2022-23 B1三河 1246得点(60試合)
2021-22 B1三河 914得点(53試合)
2020-21 B1三河 1075得点(54試合)
2019-20 B1三河 936得点(40試合)
2018-19 B1新潟 1656得点(60試合)
2017-18 B1新潟 1695得点(59試合)
2016-17 B1新潟 1184得点(54試合)

※成績は11月6日終了時点

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