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Bリーグ10月度の月間MVPはA東京ロシター「個人賞はチームの成功から生まれる」“勝利”への思い込める

2024-25シーズン10月度の月間MVPに選出されたA東京のライアン・ロシター[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグは11月14日、アルバルク東京ライアン・ロシターが10月度の月間MVP「B.LEAGUE Monthly MVP by 日本郵便 2024-25」に選出されたと発表した。同賞が現行制度になってからロシターが受賞したのは2023-24シーズン11月度以来2度目となった。

 現在35歳で帰化選手のロシターは、206センチ105キロのパワーフォワード兼センター。10月度は全9試合に出場し、1試合平均12.8得点10.1リバウンドのダブルダブル、4.9アシスト2.4スティールの好成績を残し、月間8勝1敗と好スタートをきったA東京をけん引する活躍を見せた。

 今回の受賞に際して、ロシターは「このような素晴らしい賞をいただき、うれしいです。個人賞は、チームの成功から生まれるものだと思っています。試合に負けるのであれば個人賞はいりません。A東京は素晴らしいチームで、皆で助けあっています。良いプレーを継続して、もっともっとチームとしても個人としても成長できるように残りのシーズンも戦っていきます。引き続きご声援のほどよろしくお願いします」とコメントした。

 月間MVPは、かつてファン投票により選出されていたが、2022-23シーズンから選考委員会を設置。選考委員長の佐々木クリス氏、選考員の石崎巧氏、松島良豪氏、田村大氏、「B MY HERO!」特派員というメンバー構成で、毎月最も活躍した選手1名が選出される。

 佐々木委員長は「モンスタースタッツを残した横浜ビー・コルセアーズ戦(27得点17リバウンド3スティールEFF45)はもちろん、三遠に勝利したゲームでは5スティールを記録するなど、様々な形でチームに多大なインパクトを与えるウィニングプレーヤーであることは疑いの余地がなく、毎試合発揮されるリーダーシップも選考において高く評価されました」と、ロシターを選出した理由を説明。

 また、石崎選考委員は「A東京が誇るオフェンスの安定性は、ロシター選手の繊細なプレイと瞬時の判断の素晴らしさが直結しているといっても過言ではありません。攻撃面のみならずチームの根幹である守備においても並ならぬ貢献を果たしています」と、その働きぶりを評価し、松島選考委員は「現代のポイントセンターのようにゲームをつくることもできる選手となり、できることが毎年増えているライアン・ロシター選手。昨シーズンの悔しさを晴らすような活躍を今後も期待しています」と、6シーズンぶりの優勝を目指すA東京の大黒柱に期待を寄せた。

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