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Bリーグオールスターは“地元選手”擁するB.WHITEが勝利…富樫&渡邊ら千葉J勢が存在感

オールスターでマッチアップした比江島慎と渡邊雄太[写真]=B.LEAGUE
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 1月19日、Bリーグのオールスター『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』は2日目を迎え、LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ)でメインイベント『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2025』が開催された。

 オールスター恒例となっている選手入場シーンの“出し物”では、篠山竜青川崎ブレイブサンダース)がアイドルさながら天井からワイヤーで吊るされド派手に登場。直後に辻直人群馬クレインサンダーズ)もワイヤーを使用してファンを沸かせて幕を開けた。

 試合は第1クォーターだけで両チーム合計12本のダンクが飛び出すド派手な展開。B.WHITEは初出場の渡邊雄太千葉ジェッツ)が3ポイントシュートを成功させると、マット・ボンズ大阪エヴェッサ)がバックボードを使ってジャック・クーリー琉球ゴールデンキングス)のダンクをアシストするなど迫力満点のプレーを連発。B.BLACKもD.J・ニュービル宇都宮ブレックス)がブザーと同時にロゴスリーを成功するなど見せ場を作ったが、B.WHITEの5点リードで最初の10分を終えた。

 第2クォーターは、初選出のヤン・ジェミン(仙台89ERS)が決めた3ポイントシュートを口火に両チーム長距離砲の打ち合う展開に。同中盤からはB.WHITEの千葉ジェッツ所属4選手が同時出場する場面や、渡邊が川真田紘也長崎ヴェルカ)を1on1で圧倒するシーンも。この10分もB.WHITEは須田侑太郎シーホース三河)を筆頭に高精度で長距離砲を決め、14点差までリードを広げて折り返した。

 第3クォーターは、互いにハイペースで攻める展開の中、追いかけるB.BLACKはセバスチャン・サイズアルバルク東京)が4本のシュートすべて成功し11得点とけん引。Bリーグ通算3ポイント成功数4本の川真田も長距離砲を決め、1桁8点差まで点差を詰めて最終第4クォーターに突入した。

 最後の10分も序盤は3ポイントを打ち合う立ち上がり。1桁点差のまま残り5分をきると、ビハインドを背負うB.BLACKの“お祭り男”辻直人群馬クレインサンダーズ)も3ポイントで魅せる一方で、B.WHITEは吉井裕鷹三遠ネオフェニックス)やクーリーが電光石火のダンクを叩き込みリードをキープ。最終スコア119-114でB.WHITEが勝利した。

 勝利したB.WHITEでは、須田が3ポイント5本の成功を含む最多21得点、クーリーが16得点21リバウンドでダブルダブル、吉井も2桁14得点をマーク。また、渡邊は16得点、富樫は15得点と、地元の千葉ジェッツ所属選手も存在感を示した。

 敗れたB.BLACKでは、19得点11リバウンドのサイズを筆頭に、18得点のニュービル、15得点の川真田、14得点のドウェイン・エバンス広島ドラゴンフライズ)、11得点の辻の5選手が2桁得点をマークした。

■試合結果
B.BLACK 114-119 B.WHITE
BLACK|26|22|34|32|=114
WHITE|31|31|28|29|=119

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