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Bリーグが12月度の月間MVPにヌワバを選出「信じられないほどの名誉」地区首位の三遠をけん引

月間MVPを獲得したデイビッド・ヌワバ[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグは1月23日、三遠ネオフェニックスデイビッド・ヌワバが12月度の月間MVP「B.LEAGUE Monthly MVP by 日本郵便 2024-25」に選出されたと発表した。

 アメリカ出身で現在32歳のヌワバは196センチ99キロのシューティングガード兼スモールフォワード。バイウィーク明けの11月30日・島根スサノオマジック戦も含む12月度は、リーグ戦全12試合に先発出場し、1試合平均19.1得点6.9リバウンド2.5アシストを記録。月間10勝2敗と中地区首位を走るチームをけん引した。

 ヌワバは今回の受賞に際し、「月間MVPに選ばれることは信じられないほどの名誉であり、素晴らしいフェニックスブースター、チームメート、スタッフのサポートがなければ受賞することはできませんでした。 この賞は自分だけのものではなく、毎日ベストを尽せるようサポートしてくれているチームやブースターの皆さんのおかげです。今回の受賞は大変うれしいですが、最終的な目標はチームとして勝ち続けることなので、チームが前進できるよう自分の役割を果たすことに集中してこれからもプレーしていきたいと思います」とコメントした。

 月間MVPは、かつてファン投票により選出されていたが、2022-23シーズンから選考委員会を設置。選考委員長の佐々木クリス氏、選考員の石崎巧氏、松島良豪氏、田村大氏、「B MY HERO!」特派員というメンバー構成で、毎月最も活躍した選手1名が選出される。

 佐々木委員長は「空高く滑空し、リムを強襲する姿はチームの勢いをまさに象徴する存在。またディフェンスでもリーグトップクラスの貢献をみせ、鳴り物入りでBリーグデビューを果たしたその真価を12月に遺憾無く発揮しました。その貢献度は出場時間中1試合あたりの得失点差+11.3にも表れており、委員会の総意として見事な選出となりました」と選出理由を説明した。

 また、石崎選考委員は「彼の磨き上げられた肉体美、その魅力的な躍動感に目を遊ばせれば、いつまでも陶酔していることができるでしょう。あんなにも力強く研ぎ澄まされたドライブと、高確率な3ポイントシュートを同時に備えられてしまえば、もうお手上げです。月を追うごとに、彼の仕上がりについて議論する時間が増えていきそうな気配です」とヌワバを手放しで絶賛。

 松島選考委員も「三遠が中地区首位の原動力となっている、スピード感や爆発力のあるオフェンス力はヌワバ選手が起点になっていることも多くあります。身長は196センチと外国籍選手の中では小柄ながら、圧倒的1on1スキルとトランジションオフェンスで先頭を走る能力というのは本当に素晴らしいと思っています」と称賛した。

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