2025.05.30

三河が元澤誠と平寿哉の若手選手と契約継続…平はアメリカ留学中止し国内プロの道へ

三河と契約継続の元澤(左)と平(右)[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 B1のシーホース三河は5月30日、元澤誠平寿哉と2025-26シーズンの契約継続に合意したことを発表。さらに、平とはU22枠での選手契約および、複数年契約に双方合意したと公示した。

 兵庫県出身で現在24歳の元澤は、184センチ75キロのポイントガード。甲南高校から東海大学へと進学し、同大3年次の2021-22シーズンに練習生として西宮ストークスに入団すると、翌2022-23シーズン途中から立川ダイスに加入しプロデビュー。今シーズンから三河に移籍した。B1での1年目はリーグ戦18試合に出場し平均プレータイムは1分22秒だった。

 地元の愛知県刈谷市出身で現在18歳の平は、176センチ75キロのポイントガード。シーホース三河U15の創設メンバーでもあり、強豪の桜丘高校に進学後は、インターハイやウインターカップといった全国大会でも司令塔として活躍。卒業後はアメリカ留学も視野に入れていたが、古巣でもある三河からのオファーを受け今シーズンから特別指定選手として加入し、6試合に出場した。
 
 三河で2年目を迎えることが決まった元澤は「2025-26シーズンも皆さんの前でプレーできることを嬉しく思います!昨シーズンは、この素晴らしい環境の中で、今までのバスケ人生の中で一番濃い時間を過ごすことができました。2シーズン目は『成長した』だけで終わらせず、その姿を『結果』として示せるように頑張ります!」とコメント。

 平も、ブースターや関係者に感謝を述べながら「元々アメリカへ留学する予定で、昨シーズンの1年間Bリーグで経験を積んでどうするかをこの期間考えていましたが、プレーするチャンスを与えてくださり留学することを今回の段階で止め、プロ選手として契約することを決断しました」と経緯を語るとともに「自分自身まだまだ未熟ですが、リーグトップクラスのチームであるこのシーホース三河で引き続き自分を磨いていきたいと思います!2025-26シーズンも応援よろしくお願いします!」と決意を込めた。

 また、三河は同日付で仲野学ヘッドメディカルトレーナー/アスレティックトレーナーが退団することも発表した。

元澤 誠の関連記事

シーホース三河の関連記事

Bリーグの関連記事