2025.05.30

秋田が熊谷航とガディアガ、そして小栗瑛哉の退団を発表…それぞれが感謝の言葉を伝える 

秋田から退団が発表された、熊谷とガディアガ、そして小栗[写真]=B.LEAGUE
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 5月30日、B1東地区の秋田ノーザンハピネッツは、クラブ公式サイトを通し3選手の契約について発表した。

 熊谷航は契約満了で退団することが発表された。ガディアガ モハマド アルバシールとは、双方合意の上で契約解除となり、同日付けで自由交渉選手リストに公示した。また、小栗瑛哉が契約満了で退団し、移籍先が決定していることも伝えた。

 大分県出身で現在29歳の熊谷は、173センチ70キロのポイントガード。前橋育英高校から大東文化大学へと進学し、2018-19シーズンにシーホース三河の特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、信州ブレイブウォリアーズへの移籍を経て秋田へ加入し2シーズンを過ごした。今シーズンはリーグ戦全60試合に出場し、1試合平均6.5得点4.2アシストを記録しチームをけん引した。

 現在27歳のガディアガは、189センチ92キロのシューティングガード兼スモールフォワード。台湾のTリーグで2年連続MVPに輝き、2021年からチャイニーズ・タイペイ代表としてプレーしてきた実績を持つ。Bリーグデビューの今シーズンはリーグ戦58試合に出場し、1試合平均10.0得点2.8リバウンドをマークした。

 岡山県出身で現在24歳の小栗は、174センチ75キロのポイントガード。開志国際高校から大阪産業大学へと進学し、2022-23シーズンに秋田の練習生としてチームに加わり、同シーズン中にB3の金沢武士団でもプレー。2023年3月に特別指定選手として秋田へ戻りBリーグデビューを果たした。今シーズンはリーグ戦55試合に出場し、1試合平均1.7得点をマークした。

 3選手はクラブ公式サイトを通し、それぞれ次のようにコメントしている。

熊谷航
「まず初めに、秋田ノーザンハピネッツに関わる全ての皆様に感謝いたします。2シーズンの間でしたが、素晴らしいスタッフ、チームメイトとプレーできたことを誇りに思います。こんなにもバスケットボールが地域に根付いてるとは思いもしませんでした!毎試合、力が湧き上がるような雰囲気をつくってくれたハピネッツブースターの皆さんがいなければ、ここまで素晴らしい経験はできなかったです。秋田県で出会った全ての事に感謝します。もっと成長した姿で皆さんにお会いできるように頑張りたいと思います!!」

ガディアガ モハマド アルバシール
「秋田の素晴らしいファンの皆さん、チームメイト、コーチ、スタッフの皆さんへ。温かく迎え入れてくださり、秋田を“ホーム”のように感じさせてくれたことに心から感謝しています。このシーズンはたくさんの挑戦や成長、そして一生忘れられなくなるような瞬間で満ちあふれていました。秋田ノーザンハピネッツのユニフォームを着て、兄弟とも言える仲間たちと一緒に戦えたことを本当に誇りに思っています。移籍することとなりましたが、私の心の一部はこれからもずっと秋田にあります。チームとファンの皆さんのこれからのご活躍と幸せを心より願っています。愛を込めて。また会う日まで」

小栗瑛哉
「秋田は僕にとって大切でかけがえのない場所になりました。秋田で成長する機会を与えていただいたことに心から感謝してます。試合会場以外もピンクだらけの秋田は、地域の方々に本当に愛されてるチームだと強く実感していました。そんな皆さんの前でプレーできたことを誇りに思います。もっと皆さんの温かく厳しい声援の前でプレーがしたかったです。本当に寂しいですが、新たな挑戦をしてきます。これまで支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。そして、ハピネッツの更なる飛躍を心から願っています。本当にありがとうございました。また会いましょう!」

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