2025.06.04

森田雄次が長崎ヴェルカへ移籍…元B3練習生がキャリア7季目にB1初挑戦「簡単な道のりではなかった」

鹿児島との契約解除、長崎との契約基本合意が発表された森田雄次 [写真]=B.LEAGUE
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 長崎ヴェルカは6月4日、2025-26シーズンにおいて森田雄次との契約に新たに合意したことを発表した。

 7月21日に29歳の誕生日を迎える森田は、173センチ68キロのポイントガード。桜宮高校、関西大学を経て、2019-20シーズンに東京サンレーヴスの練習生としてキャリアを始めた。翌シーズンに香川ファイブアローズと選手契約を結ぶと、2022-23シーズンに鹿児島レブナイズへ移籍。2024-25レギュラーシーズンは全60試合の出場で1試合平均6.4得点1.1リバウンド3.1アシスト1.2スティールを記録した。鹿児島とは複数年契約を結び、継続に向けた交渉を進めていたものの、クラブは本人の意向を踏まえて双方合意の上で契約解除。B1に初挑戦することになった。

 森田は長崎の公式HPで「チャンピオンシップ出場、優勝を目指すクラブの一員になれることをとても嬉しく思います。長崎ヴェルカの素晴らしい環境の下、バスケットボール人生の中で1番成長するシーズンにしたいと思っています。これからよろしくお願いします!」と意気込み。3シーズン在籍した鹿児島を通じては感謝の言葉を送った。

「鹿児島の皆さん3シーズン応援していただきありがとうございました。僕を信じて受け入れてくださった山﨑代表と、前GMの吉田さんには本当に感謝しています。僕にとって鹿児島は凄く特別な場所になりました。この3年間コーチ、チームメイト、スタッフ、フロントの皆さん、そしてファンの皆さんの支えがあったからこそ、成長することができたと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。当時B3の最下位のチームの練習生からB1の選手契約を貰えるまで簡単な道のりではなかったですが、まだまだこれからだと思っています。同じ九州なのでまた試合を見に来てください!お世話になった皆さんにB1の舞台で堂々とプレーする姿をお見せできるように全力を尽くします。鹿児島を離れてもレブナイズのことは応援していきます!お互い頑張りましょう!3年間ありがとうございました!」

 なお、長崎は4日時点で熊谷航星川堅信の加入も発表。モーディ・マオールヘッドコーチの続投、川真田紘也山口颯斗森川正明ジャレル・ブラントリー狩俣昌也松本健児リオンとの契約継続も決まっている。

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