2025.06.11

森口弥が25歳で引退…兄妹揃って第一線から退く「正直やり残した事しかない」

2023-24シーズンにB1三遠でプレーしていた森口弥[写真]=B.LEAGUE
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 B3トライフープ岡山は6月11日、森口弥が2024-25シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 大阪府出身で現在25歳の森口は、177センチ76キロのポイントガード。2022年に東海大学九州からKBLのコヤンキャロットジャンパーズに入団し、実質プロ2年目の今シーズン開幕前に三遠ネオフェニックスへ加入。Bリーグデビューイヤーとなった昨シーズン終盤に全治3~6カ月の両股関節関節唇損傷と診断されていた。

 三遠のアカデミーコーチとして開幕を迎えた今シーズンは、序盤戦の昨年11月に岡山へ移籍すると、リーグ戦19試合に出場し、1試合平均2.6得点1.1アシスト0.7リバウンドをマーク。大怪我を乗り越えコートに帰ってきたものの、25歳という若さで引退を決断した。

 なお、今オフにはWリーグのアイシンウィングスに在籍していた妹の森口朱音も現役引退を表明しており、兄妹揃って第一線から退くことになった。

 今回の引退発表に際して、森口は次のようにコメントを寄せた。

「これまで本当にたくさんの応援ありがとうございました!岡山の皆さんはもちろん愛知からも多くの方が岡山まで応援に来てくださったこと、忘れません!ありがとうございました!自分自身、本当に悩みましたし、正直やり残した事しかないというのが今の正直な気持ちです。ただ、自分の体の事、これからの人生の事も考えてこういった決断をしました。今まで小さい頃から続けてきたバスケットボールから完全に離れるのはすごく寂しいと思い、これからも少しずつですがバスケットボールに関わっていこうとは思っています。またどこかで皆さんとお会い出来る日が来ることを願っています!プロとしては3年間と短い時間でしたが、僕に関わってくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」

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