2025.07.01

A東京の新本拠地「TOYOTA ARENA TOKYO」が竣工…10月3日Bリーグ開幕戦で開業

A東京の新本拠地は10月3日の宇都宮戦で開業 [写真]=TOYOTA ARENA TOKYO
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 6月30日、東京・江東区青海のパレットタウンとMEGA WEBの跡地に、都市型アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」が竣工した。新交通ゆりかもめ「青海」駅およびりんかい線「東京テレポート」駅から徒歩圏内の立地で、10月3日に開業する予定。収容人数は最大約1万席。スポーツや音楽、eスポーツなど多様なイベントに対応する多目的アリーナとして整備された。

 アリーナに隣接する屋外スペースには、「レンタルのニッケン JOINT PARK」が整備される。屋外でも“つながり”をテーマにしたこの空間には、人工芝が敷かれた広場やキッチンカーエリア、子ども向けの遊具を備えたキッズエリアなどが設けられる予定だ。イベント開催時の待ち合わせや観戦前後のくつろぎの場としてだけでなく、地域住民の憩いの場としても日常的に活用できるよう設計されている。電源設備や可動式什器も備えられており、さまざまなコンテンツ展開も可能となっている。

試合がない日も開放される「レンタルのニッケン JOINT PARK」 [写真]=TOYOTA ARENA TOKYO

 また、アリーナ内には「プレミアムラウンジ」「クラブラウンジ」など多彩なホスピタリティエリアが設けられており、来場者の体験価値を高める空間が用意されている。中でも注目を集めるのが「テラススイート」だ。グループ利用を想定した個室空間と、アリーナを一望できるテラス席が組み合わされた空間で、家族や友人、企業ゲストなどとプライベート感ある観戦が楽しめる。室内では軽食やドリンクを味わえるラウンジ機能も備えており、観戦そのものに加え、滞在時間全体を価値ある体験として演出する。

様々な趣向が凝らされている「テラススイート」 [写真]=TOYOTA ARENA TOKYO

 そのほか、ライブキッチンでシェフが調理した料理を提供する「プレミアムラウンジ」、選手の入退場シーンをガラス越しに目の前で見られる「プレーヤーズラウンジ」なども用意されており、ホスピタリティ空間の充実はこのアリーナの大きな特長となっている。

 開業初日には、Bリーグ2025−26シーズンの開幕戦として、アルバルク東京宇都宮ブレックスの対戦が予定。今後はバスケットボールを中心としたスポーツイベントに加え、音楽ライブや企業イベントなど多様な催しが開催される見込みだ。

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