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Bネクスト初年度は4クラブで48試合開催「施設の追加確保が難しい」若手選抜の参戦は見送り

Bリーグは2026-27シーズンから構造改革『B.革新』をスタートする
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 Bリーグは12月9日、理事会後のメディアブリーフィングを実施し、2026-27シーズンから始まる新B3『B.LEAGUE NEXT(Bネクスト)』について、4チーム1地区による総当り16回戦、各チーム1シーズン48試合での開催に決まったと発表した。

 2026年秋に開幕する2026-27シーズンは、Bプレミア26クラブ、Bワン25クラブでの開催。Bネクストについては、しながわシティバスケットボールクラブ、ヴィアティン三重、山口パッツファイブ、湘南ユナイテッドBCが参戦する。合計4クラブという小規模な構成ということもあり、U22選抜チームを別途結成し参戦させる構想もあったというが、初年度の2026-27シーズンはこの構想を断念することになった。

 ブリーフィングに出席した島田慎二チェアマンは、「ものすごく反対があって先送りにしたというよりは、(試合会場の)施設の確保がすでに終わっていて追加確保が難しいという事情。2027-28シーズンに再度トライする。新規参入チームがなく、全てBワンに上がることがあった場合には、Bワンであっても強化の方向性を堅持し、U22プロジェクトを継続していく方針。ネクストのチームが少ないからというよりは、選手育成の方向でコンセンサスを取っているという状況」と説明した。

 4チームによる総当り16回戦、1シーズン48試合という試合数については、各クラブの意向も確認したうえでの決断。いずれのクラブも将来的なBワン昇格を目指すスタンスで、仮に3クラブ昇格し、1クラブがBネクスト残留となった場合には、再度当該クラブの処遇について議論を交わす方向だ。

 すでに決まっている2026-27シーズンのカテゴリー分けは以下の通り。

▼Bプレミア(26クラブ)

レバンガ北海道
仙台89ERS
秋田ノーザンハピネッツ
茨城ロボッツ
宇都宮ブレックス
群馬クレインサンダーズ
アルティーリ千葉
千葉ジェッツ
アルバルク東京
サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
富山グラウジーズ
信州ブレイブウォリアーズ
三遠ネオフェニックス
シーホース三河
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクス
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
神戸ストークス
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
佐賀バルーナーズ
長崎ヴェルカ
琉球ゴールデンキングス

▼Bワン(25クラブ)

ファイティングイーグルス名古屋
熊本ヴォルターズ
鹿児島レブナイズ
青森ワッツ
岩手ビッグブルズ
山形ワイヴァンズ
福島ファイヤーボンズ
越谷アルファーズ
さいたまブロンコス
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
アースフレンズ東京Z
立川ダイス
東京八王子ビートレインズ
横浜エクセレンス
新潟アルビレックスBB
金沢武士団
福井ブローウィンズ
岐阜スゥープス
ベルテックス静岡
バンビシャス奈良
トライフープ岡山
徳島ガンバロウズ
香川ファイブアローズ
愛媛オレンジバイキングス
ライジングゼファー福岡

Bネクスト(4クラブ)

しながわシティバスケットボールクラブ
ヴィアティン三重
山口パッツファイブ
湘南ユナイテッドBC

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