2025.07.28

大阪薫英が四日市メリノールに競り勝つ…三輪ダブルダブル、IH3回戦で桜花学園と激突

[写真]=野口岳彦
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 7月28日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」は女子2回戦が岡山市総合体育館で行われ、大阪薫英女学院高校(大阪府)が四日市メリノール学院高校(三重県)に勝利し、3回戦に駒を進めた。

 前半勢いにのった大阪薫英女学院は第1クォーターを28-10と圧倒。第2クォーターもディフェンスを緩めず、前半を49-25で折り返す。後半に入っても大阪薫英女学院がリードを保ちながら試合を進めるが、第3クォーター途中では、四日市メリノールのゾーンディフェンスにリズムを崩される場面も見られ、徐々に点差を縮められる展開に。さらに第4クォーター開始約1分半で、60-51の1ケタ得点差まで詰め寄られる。

 この苦しい場面で大阪薫英女学院は3ポイントと速攻からのレイアップも繰り出し再度突き放す。その後は得点が伸びず、第4クォーター残り15秒のところで74-70の4点差まで迫られたが、なんとか時間を使い切り、食らいつく四日市メリノール学院を振り切った。
 
 個人スタッツでは、三輪美良々が25得点13リバウンドのダブルダブルをマークし、大阪薫英女学院をけん引。松本璃音も5本の3ポイントを沈め15得点、ベンチから出場した大槻佳子も12得点と続き、細澤幸生が18リバウンドとインサイドの強さを発揮した。一方、四日市メリノール学院は4人が2ケタ得点をマークしたが、前半の得点差が響き敗戦となった。

 勝利した大阪薫英女学院は、29日に行われる3回戦で桜花学園高校(愛知県)と対戦する。

■試合結果
大阪薫英女学院 74-70 四日市メリノール
薫英|28|21|11|14|=74
メリ|10|15|20|25|=70

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