2025.07.28

福大大濠が2季連続優勝へ好発進…96点差の大勝でインハイ初戦突破

福大大濠の榎木[写真]=佐々木啓次
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 7月28日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子2回戦がジップアリーナ岡山で行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が新田高校(愛媛県)を下し初戦を突破した。

 昨年末のウインターカップ王者として冬夏連覇を目指す福大大濠は、試合の立ち上がりから堅守でペースをつかんだ。開始直後こそスコアが停滞していたものの、第1クォーターから31-8と圧倒。ベンチメンバーも含め守備から攻撃へ隙のない盤石の試合運びを披露し、第3クォーターのうちに100得点の大台に。最終スコア135-39の圧勝で今大会初戦を飾った。

 個人スタッツでは、チーム最多19得点を挙げた村上敬之丞を筆頭に、サントスマノエルハジメ、吉岡陽、廣田翼、櫻井照大、榎木璃旺、本田蕗以、田中麗斗の8名が2桁得点を記録。世代別日本代表として活躍してきた“怪物1年生”の白谷柱誠ジャックは、8分55秒のプレータイムで5リバウンド4アシスト、チームで唯一無得点だった。

 2季連続の全国制覇がかかる福大大濠の次戦は、明日29日にジップアリーナ岡山Aコートで行われる第3試合で、県立佐賀北高校(佐賀県)を下した東海大学付属相模高校(神奈川県)と対戦する。

■試合結果
福岡大学附属大濠 135-39 新田
大濠|31|38|34|32|=135
新田| 8| 6| 8|17|=39

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