2025.07.30

福大大濠がゾーンディフェンスの前に沈黙…八王子が優勝候補を破ってベスト4進出

バスケ情報専門サイト

 7月30日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子準々決勝がジップアリーナ岡山で行われ、八王子学園八王子高校(東京都)が71-63で福岡大学附属大濠高校(福岡県)に勝利。準々決勝にコマを進めた。

 優勝候補の一角と目されていた福大大濠は、ティップオフ直後から八王子の2−3のゾーンディフェンスを攻めあぐねリズムに乗れない。前半を26−36で折り返すと、後半に入りディフェンスの強度を高め、村上敬之丞らのシュートで八王子を猛追する。第3クォーター終了時点では46−51と5点差まで詰め寄るが、最後まで八王子のニャン セハセダトのゴール下に苦しめられる。終盤、福大大濠は榎木璃旺が意地の3ポイントを決めるも、ファウルゲームに出た福大大濠に対し、畠山颯大が確実にフリースローを沈めて振り切った。

 個人スタッツでは八王子のセハセダトが25得点17リバウンドのダブルダブルを達成。花島大良が16得点、照井昇太朗が15得点をマークした。一方の福大大濠は、村上が4本の3ポイントを含む24得点、サントス マノエルハジメが13得点を記録するが、勝利を引き寄せるには至らなかった。

■試合結果
福大大濠 63-71 八王子
福大大濠|18|8|21|16|=63
八王子|17|19|15|20|=71

高校男子の関連記事