2025.07.29

東山が中部大第一を破り夏の全国8強…後半に加速しインハイ連覇へ前進

東山高校の中村颯斗[写真]=佐々木啓次
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 7月29日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子3回戦がジップアリーナ岡山で行われ、東山高校(京都府)が中部大学第一高校(愛知県)を下し準々決勝に駒を進めた。

 立ち上がりから両チームともに一歩も譲らぬ好ゲームは、35-35でハーフタイムに突入。それでも、第3クォーターに勢いに乗った東山が10分間で29得点と一気にリードを拡大した。東山は初戦でラストプレーまでもつれる大激戦の末に勝ち上がってきたが、この日は後半だけで48-28と爆発力を発揮。前回王者の東山が最終スコア83-63で勝利した。

 個人スタッツでは、世代別日本代表にも選出されてきた東山の中村颯斗がゲームハイとなる21得点を挙げ、佐藤凪が17得点5アシスト、藪元太郎が18得点14リバウンド、カンダマビカサロモンが11得点15リバウンド、鈴木勇功が14得点を記録。中部大第一は島田康大朗が14得点、西村謙槙と音山繋太が12得点、馬越光希が11得点、ムアンバジョナサンが8得点12リバウンドをマークした。

 勝利した東山の次戦は、明日30日にジップアリーナ岡山Aコートで行われる第3試合。仙台大学附属明成高校(宮城県)とベスト4の座をかけて対戦する。

■試合結果
中部大学第一 63-83 東山
中部|20|15|12|16|=63
東山|20|15|29|19|=83

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