2025.08.16

【U18日清食品トップリーグ2025】京都精華学園「大会3連覇へ、走るバスケを磨き直す」

大会3連覇を目指す京都精華学園 [写真]=田島早苗
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 U18世代の育成・強化の充実を目的に2022年から開催されている「U18日清食品トップリーグ」。今年度は8月23日から11月16日までの期間に開催され、女子はインターハイを4年ぶりに制した桜花学園高校(愛知県)や大会2連覇中の京都精華学園高校(京都府)をはじめ、全国トップレベルの強豪が集結する。大会のスタートを前に出場チームにアンケートを実施し、その回答をもとに大会への意気込みや目標などを紹介する。

経験を糧に新たな挑戦へ

 
 京都精華学園高校(京都府)は4年連続4回目の出場。山本綱義ヘッドコーチは「4年連続参加させていただけることはとても光栄。選ばれたからには最高のパフォーマンスを出したい」と語る。これまで2連覇を達成してきたが、現状を見つめ直し、自分たちらしいディフェンスと粘りある走るバスケを再構築する方針だ。3年生の奮起、2年生の吉田ひかり満生小珀谷彩南の成長、さらに今まで目立たなかった選手の台頭にも期待を寄せる。意識する相手には「日本航空北海道、桜花学園、岐阜女子」と挙げ、「常に意識していきたい」と語った。

 キャプテンの坂口美果は「限られたトップチームが出場する中で、再び出場でき本当にうれしい」と喜びを口にする。団結力や向上心を高め、阿吽の呼吸で戦う姿を見せる決意だ。「目立つプレーにこだわらず、泥臭くチームのために全力を尽くす。仲間のミスをカバーし、ミスをミスにしないプレーを心がけたい」と強調。中国インターハイで4連覇の夢が途絶え、ベスト8に終わった。この経験を踏まえ、「重圧にとらわれず、新たなチャレンジャーとして戦いたい」と述べ、意識する相手には「日本航空北海道。インターハイで逆転負けしたので、成長した姿を見せたい」と語った。

【U18日清食品トップリーグ過去の成績】
2024年:優勝(6勝1敗)
2023年:優勝(6勝1敗)
2022年:2位(6勝1敗)

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