2025.09.11

A東京、ソニーネットワークと新規パートナー契約を締結

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 9月11日、B1アルバルク東京は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(以下「ソニーネットワーク」)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。今回の契約は、2025年10月に開業予定の新ホームアリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」で展開される各種取り組みを対象とするもので、高速インターネットサービス「NURO」を活用した新しい施策が行われる。

 契約の一環として、A東京のホームゲームでは「NURO」の高速通信を活用した演出が導入される。ソニーネットワークと共同で企画・制作されるもので、安定した通信環境を前提にアリーナ内で新しい表現を実現する内容となっている。映像や音響に関する具体的な施策は今後発表されるが、従来の試合運営とは異なる取り組みとして計画されている。

 さらに、TOYOTA ARENA TOKYOに設置される大型LEDビジョンでは、「NURO」の30秒CMが放映される。圧倒的な規模を誇るビジョンはアリーナの特徴のひとつとされており、来場者の目を引く映像空間の中で広告を展開することが決まっている。ホームゲームに訪れる観客に対して、ソニーネットワークのブランドを直接訴求する機会となる。

 通信サービス契約者向けの特典も盛り込まれている。「NURO 光」の新規契約者および既存利用者を対象に、A東京のホームゲーム観戦チケットを提供するキャンペーンが実施される。サービス利用と観戦機会を結びつけるもので、幅広い顧客層に向けてアプローチする内容となっている。

 新ホームアリーナのTOYOTA ARENA TOKYOは東京・青海に建設が進められており、Bリーグ公式戦をはじめ、スポーツやエンターテインメントなど多様なイベントを開催可能な設計となっている。大型のLEDビジョンに加え、観客の滞在体験を向上させる設備やホスピタリティ機能も導入される予定である。

 アリーナのコンセプトとして、「可能性にかけていこう」「スポーツ」「モビリティ」「サステナビリティ」の4つが掲げられている。ソニーネットワークとのパートナーシップは、このテーマを体現する取り組みのひとつとして位置づけられており、今後の開業に向けて両者が協力して施策を進めていくことになる。

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