2025.09.13

延長戦を制してGリーグ・ユナイテッドが連勝…A東京は16本の3ポイントを決めるも敗戦

7本の3ポイントを決めて28得点をマークした安藤 [写真]=B.LEAGUE
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 9月13日、TOYOTA ARENA TOKYOでBリーグの国際企画『B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025』が開催され、アルバルク東京とNBA Gリーグ・ユナイテッドが対戦。ホームのA東京は延長戦までもつれ込むものの、95-108で敗れた。

 デイニアス・アドマイティスヘッドコーチが率いるA東京は、テーブス海ザック・バランスキー平岩玄小酒部泰暉、そして新加入のマーカス・フォスターがスタートファイブを務めた。対するGリーグ・ユナイテッドは、身長226センチを誇るジャマリオン・シャープを筆頭に、ガードのチャソン・ランドルとデイビオン・キンジー、フォワードのバディ・ボーハイム、フェロン・ハントが起用された。

 A東京はライアン・ロシターセバスチャン・サイズがベンチ入りしているもののローテーションに入らない状況で、Gリーグ・ユナイテッドの高さに手を焼いた。しかし、早めの選手交代でディフェンスの圧力を落とさず、ゾーンを交えたディフェンスで連続得点を許さなかった。

 第2クォーターに入ると、じりじりと点差を広げられる展開の中、大倉颯太が連続でシュートを決めるなどして対抗。それでもチャソン・ランドルの3ポイント、フェロン・ハントの速攻を決められるなど、苦戦を強いられた。前半終了間際には新加入の中村浩陸の3ポイントが決まるものの、37−49で折り返した。

 第3クォーターに入ると、フォスターの3ポイントやフローターで追い上げを図る。フォスターや菊地祥平がファウルトラブルになる中、コートに入った選手が体を張ったディフェンスでゴール下で奮闘。終盤には安藤周人の3ポイントも連続で決まり、58−68で最終クォーターへ。

 ディフェンスからペースをつかんだA東京は、フォスターの3ポイント、ベースラインドライブからのレイアップで66−71とすると、Gリーグ・ユナイテッドのベンチはたまらずタイムアウトを請求。残り時間1分を切ったところで、小酒部の右レイアップで84−86の1ゴール差に。直後にフリースローを1本決められるも、安藤が放った3ポイントがファウルを受け、フリースローを3本決めて延長戦へ突入した。

 しかし、ここでGリーグ・ユナイテッドは息を吹き返し、21得点を挙げる猛攻を見せる。最終スコアは95−108。センター陣が欠場の中、A東京が奮闘したと言えるだろう。

 個人スタッツでは安藤が7本の3ポイントを含む28得点でチームハイ。フォスターが18得点6アシスト、バランスキーは11得点8リバウンドをマークした。3ポイントはチームで37本の試投で16本をヒット、43.2パーセントの高確率を記録した。

 対するGリーグ・ユナイテッドはジェイデン・シャックルフォードがゲームハイの29得点を記録(3ポイントは6/12)。ハントが20得点7アシスト、ランドルが20得点5アシスト、シャープが13得点11リバウンドのダブルダブルをマークした。

■試合結果
アルバルク東京 95-108 Gリーグ・ユナイテッド
A 東 京|15|22|21|29| 8|=95
NBAGL|17|32|19|19|21|=108

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