2025.10.01
9月20日、TOYOTA ARENA TOKYOにおいてプレシーズンゲーム、アルバルク東京vs長崎ヴェルカが開催された。この試合、長崎は松本健児リオン、イヒョンジュン、森川正明、星川堅信、馬場雄大、川真田紘也、スタンリー・ジョンソンが欠場。両クラブで協議のうえ試合形式を変更して実施となった。試合時間は8分×4クォーター制(通常は10分)、オフィシャルタイムアウトは第2・第4クォーター残り4分(通常は残り5分)に変更され、長崎は7人のロスターで臨んだ。一方、A東京はブランドン・デイヴィスとライアン・ロシターがインジュアリーリスト入り。昨シーズンに所属したスティーブ・ザックと帰化選手のアイラ・ブラウンが追加登録されている。
A東京はテーブス海、ザック・バランスキー、セバスチャン・サイズ、マーカス・フォスター、小酒部泰暉、長崎は狩俣昌也、ジャレル・ブラントリー、熊谷航、山口颯斗、アキル・ミッチェルが先発を務めた。
バランスキーの3ポイントで先制したA東京は9−2のランでリードを広げたが、長崎のディフェンスに攻めあぐね、熊谷に突破や3ポイントで攻め込まれて12−18と逆転を許した。
第2クォーターはフォスターのスティールからダンクで入ったものの、得点が伸び悩んだ。守備でも菅野翔太やブラントリーに得点を許し、終了間際には熊谷と森田雄次に3ポイントを沈められ、21−33で前半を折り返した。
第3クォーターに入るとA東京はディフェンス強度を高め、フォスターが長距離砲を沈めると、テーブスもスティールから速攻を決めて反撃。残り3分にバランスキーが3ポイントを沈め39−39と同点に追いつき、会場が大きく沸いた。菊地祥平の右レイアップが決まると、ベンチは総立ち、アリーナも盛り上がった。
長崎は熊谷、森田が5ファウルで退場となったが、特別ルールにより出場が継続可能に。少人数ながら粘りを見せたが、第4クォーターにはサイズがゴール下で奮闘し、フローターやオフェンスリバウンドで加点。A東京が59−55で勝利し、TOYOTA ARENA TOKYOでの初勝利を収めた。
個人スタッツではフォスターがゲームハイの19得点、サイズが16得点6リバウンド、バランスキーが3本の3ポイントを含む11得点をマーク。長崎は狩俣が12得点、熊谷が11得点6アシスト、ミッチェルが5得点13リバウンドを記録した。
■試合結果
アルバルク東京 59-55 長崎ヴェルカ
A東京|12| 9|24|14|=59
長崎|18|15|14| 8|=55
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