2025.09.21

アルバルク東京が長崎ヴェルカに競り勝ち…TOYOTA ARENA TOKYOで初勝利

A東京も故障者がいる中、プレシーズンゲームを戦った [写真]=B.LEAGUE
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 9月20日、TOYOTA ARENA TOKYOにおいてプレシーズンゲーム、アルバルク東京vs長崎ヴェルカが開催された。この試合、長崎は松本健児リオンイヒョンジュン森川正明星川堅信馬場雄大川真田紘也スタンリー・ジョンソンが欠場。両クラブで協議のうえ試合形式を変更して実施となった。試合時間は8分×4クォーター制(通常は10分)、オフィシャルタイムアウトは第2・第4クォーター残り4分(通常は残り5分)に変更され、長崎は7人のロスターで臨んだ。一方、A東京はブランドン・デイヴィスライアン・ロシターがインジュアリーリスト入り。昨シーズンに所属したスティーブ・ザックと帰化選手のアイラ・ブラウンが追加登録されている。

 A東京はテーブス海ザック・バランスキーセバスチャン・サイズマーカス・フォスター小酒部泰暉、長崎は狩俣昌也ジャレル・ブラントリー熊谷航山口颯斗アキル・ミッチェルが先発を務めた。

 バランスキーの3ポイントで先制したA東京は9−2のランでリードを広げたが、長崎のディフェンスに攻めあぐね、熊谷に突破や3ポイントで攻め込まれて12−18と逆転を許した。

 第2クォーターはフォスターのスティールからダンクで入ったものの、得点が伸び悩んだ。守備でも菅野翔太やブラントリーに得点を許し、終了間際には熊谷と森田雄次に3ポイントを沈められ、21−33で前半を折り返した。

 第3クォーターに入るとA東京はディフェンス強度を高め、フォスターが長距離砲を沈めると、テーブスもスティールから速攻を決めて反撃。残り3分にバランスキーが3ポイントを沈め39−39と同点に追いつき、会場が大きく沸いた。菊地祥平の右レイアップが決まると、ベンチは総立ち、アリーナも盛り上がった。

 長崎は熊谷、森田が5ファウルで退場となったが、特別ルールにより出場が継続可能に。少人数ながら粘りを見せたが、第4クォーターにはサイズがゴール下で奮闘し、フローターやオフェンスリバウンドで加点。A東京が59−55で勝利し、TOYOTA ARENA TOKYOでの初勝利を収めた。

 個人スタッツではフォスターがゲームハイの19得点、サイズが16得点6リバウンド、バランスキーが3本の3ポイントを含む11得点をマーク。長崎は狩俣が12得点、熊谷が11得点6アシスト、ミッチェルが5得点13リバウンドを記録した。

■試合結果
アルバルク東京 59-55 長崎ヴェルカ
A東京|12| 9|24|14|=59
長崎|18|15|14| 8|=55

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