2025.12.27
12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準々決勝が行われ、鳥取城北高校(鳥取県)と北陸学院高校(石川県)が対戦。インターハイを制し第1シードの鳥取城北が65-61で競り勝ち、夏冬連覇に前進した。
立ち上がりから先手を取ったのは鳥取城北。試合開始から福元源士、豊村豪仁の連続スリーもあり8-0の好スタートをきると、第2クォーターは堅守を発揮してわずか6失点と、夏の王者が攻守両面で主導権を握った。
しかし、第3クォーターに入ると、一転して北陸学院が猛反撃。神保旺介が攻守に奮闘し10分間で14-24と盛り返し、勝負の第4クォーターには2年生ガードの小笠原和真が長短のショットを立て続けに決めて0-13のビッグラン。最大22点差から脅威の粘りを見せ、試合時間残り3分で2点差まで追い上げた。
それでも、最後は昨年の準優勝メンバーでもある豊村が流れを断ち切る2ポイントを決めるなど、経験で上回る鳥取城北が辛くも逃げ切り成功。鳥取城北にとって、最後の10分は12-20と苦しい時間が続いたが、メインコートで勝ちきり夏冬連覇へ前進した。
鳥取城北は要所で存在感を示した豊村がチーム最多15得点を挙げ、4本の3ポイントを含む13得点を挙げた福元、12得点の大田翔平とハロルドアズカも2桁得点を記録した。対する北陸学院は、3ポイント12本中8本を決めた小笠原が32得点の大活躍。ベンチスタートだった神保も12得点を挙げたが、下剋上まで一歩届かなかった。
■試合結果
<ウインターカップ2025男子準々決勝>
鳥取城北 65-61 北陸学院
鳥取城北|20|19|14|12|=65
北陸学院|11| 6|24|20|=61
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