2025.12.26
12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準々決勝が行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)と土浦日本大学高校(茨城県)が対戦。前回大会王者の福大大濠が81-67で勝利し、ウインターカップ2連覇に前進した。
第1クォーターは土浦日大がゾーンディフェンスから流れをつくって先行したが、同終盤は互いにハイペースに打ち合う展開となり、福大大濠の“怪物1年生”白谷柱誠ジャックが内外から加点。福大大濠3点リードで突入した第2クォーターも、リバウンドで争いで上回る福大大濠がじわじわと点差を拡大した。
11点差で迎えた第3クォーターは、福大大濠の櫻井照大が攻守に流れを手繰り寄せるプレーを見せ、同じく2年生の本田蕗以も敵陣を切り裂く鋭いドライブを連発。2桁点差で推移した第4クォーターも、粘る土浦日大の反撃を退け、ベンチメンバーを出しながら14点差で締めくくった。
福大大濠は白谷がチーム最多20得点と7リバウンド2アシスト1ブロックを挙げ、本田が15得点6リバウンド2スティール、吉岡陽が12得点、櫻井が10得点を記録。先発起用されたサントスマノエルハジメも7得点8リバウンド1ブロックと存在感を示した。
健闘及ばず準々決勝敗退となった土浦日大は、渡部駆流が3ポイント14本を放ったものの2本の成功にとどまり15得点、U18日本代表に選出されていた飯田渚颯は14得点、1年生ながらスターターを務めた大野蓮は8得点3アシスト3スティール、青井遙臣は7得点3リバウンド3アシストを記録。チームリバウンド数で14本もの差をつけられ、3ポイント成功率も20パーセント(6/30本)と振るわなかった。
3大会連続で準決勝に進んだ福大大濠は、28日15時30分からインターハイ王者の鳥取城北高校(鳥取県)と対戦。昨年のウインターカップ決勝カードがベスト4で実現することになった。
■試合結果
<ウインターカップ2025男子準々決勝>
福岡大学附属大濠 81-67 土浦日本大学
福大大濠|22|22|20|17|=81
土浦日大|19|14|15|19|=67
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