2025.12.25
12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準々決勝が行われ、福岡第一高校(福岡県)と帝京長岡高校(新潟県)が対戦。終盤までもつれた熱戦を福岡第一が76-72で制し、5年連続ウインターカップ準決勝進出を決めた。
立ち上がりから福岡第一は藤田悠暉がインサイドで得点を重ねて先行したが、帝京長岡も赤澤翔心がオフェンスをけん引し対抗。互いに譲らぬ一進一退の展開となったなか、山口銀之丞らセカンドユニットの活躍も光った福岡第一が6点リードで前半を終えた。
第3クォーターは、立ち上がりに福岡第一の速攻をけん引した宮本聡がファウルトラブルに陥り、最大12点差から3点差まで追い上げられたものの、同終盤にコートへ戻ってきた宮本ツインズが立て続けに3ポイントを成功。第4クォーターも福岡第一が突き離しては帝京長岡が詰める展開が続き、残り1分をきって2点差までもつれた。それでも福岡第一は、残り38秒にトンプソンヨセフハサンが値千金の3ポイントを成功。最終盤に再び一歩前に出た福岡第一が辛くも逃げ切った。
福岡第一はベンチスタートだったトンプソンがチーム最多16得点を挙げ、藤田悠暉が14得点8リバウンドとインサイドで奮闘。宮本聡は10得点7アシスト4スティール、宮本耀は3ポイント12本中3本の成功にとどまったが、13得点3アシスト1ティールで勝利に貢献した。
帝京長岡は、赤澤が15得点7リバウンド8アシスト、藤田泊が3ポイント4本の成功を含む14得点5リバウンド、ジョベパマリックが11得点20リバウンド2ブロックの活躍を見せたが、フィールドゴール成功率29.7パーセントと精度が上がらず、福岡第一の背中を捕らえられなかった。
5大会連続でベスト4に入った福岡第一は、28日17時10分から東山高校(京都府)vs八王子学園八王子高校(東京都)の勝者と対戦。もう一方の準決勝は対戦カードが決まっており、鳥取城北高校(鳥取県)と福岡大学附属大濠高校(福岡県)が対戦する。
■試合結果
<ウインターカップ2025男子準々決勝>
帝京長岡 72-76 福岡第一
帝京長岡|19|15|14|24|=72
福岡第一|23|17|17|19|=76
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