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40歳PGの阿部友和が現役続行を宣言…亡き母との約束を胸に「120%でやりきりたい」

現役続行を宣言した阿部[写真]=B.LEAGUE
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 12月29日、今年40歳を迎え、現在Bリーグの自由交渉選手リストに公示されている阿部友和が自身のSNSで現役続行を宣言した。

 阿部は182センチ80キロのポイントガード。2008-09シーズンからレラカムイ北海道(現レバンガ北海道)でキャリアをスタートさせ、千葉ジェッツ富山グラウジーズライジングゼファー福岡を経て、昨シーズンにバンビシャス奈良へ加入。今年2月に負傷し、右膝内側側副靭帯損傷と診断され、同月19日付でインジュアリーリストに登録されるなど思うようにプレーできない期間もあった。

 4月28日に自由交渉選手リストに公示されてから現在まで所属チームは決まらず。空白の帰還を過ごしてきたが、年の瀬に現役続行を発表。「今シーズン含め来シーズンの新しく始まるリーグまで」と期間を定めながらも、「プロとしてチャレンジしていくこと決意しました」と綴った。
 
 今回この決断に踏み切った理由を「小さい頃から苦しい時はいつも近くで支えてくれた母を3月に亡くしました。生前に母とかわした40歳までやるやりきるという約束を叶えたい」と説明し。「カッコ悪くても、もがいてもがいて、プロバスケット選手を最後まで自分らしく120%でやりきりたいと思います」と意気込みを刻んだ。

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