2026.07.29
7月29日、日本バスケットボール協会(JBA)は女子日本代表に関するメディアブリーフィングを実施した。登壇した萩原美樹子強化副委員長は、ラスベガス・エーシズと契約を結び、日本人史上5人目のWNBAプレーヤーとしてデビューを果たした山本麻衣への期待や、日本代表合流に向けた現状について語った。
山本は18日(現地時間17日)にエーシズと2026シーズン終了までの契約が発表され、「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026」に向けた代表活動から離脱して渡米。29日(同28日)にホームのミケロブ・ウルトラ・アリーナで開催されたポートランド・ファイア戦において、16点リードで迎えた第4クォーター残り3分10秒からコートに立ち、世界最高峰の舞台に足を踏み入れた。
萩原副委員長は、自身も日本人初のWNBAプレーヤーとしてコートに立った経験を踏まえ、「今日しっかり出場時間を得られたのは素晴らしいこと」と、デビュー戦でコートに立った山本を称賛した。さらに、山本の最大の強みとして「物怖じしない3ポイントシュート」と「日本人としては稀なスキルであるプルアップの3ポイントシュート」を挙げた。
山本と日本代表のチームメートで、2026年のWNBAドラフトでゴールデンステイト・ヴァルキリーズに指名された田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)とともにボールを自身で持ち込んで、そこから3ポイントシュートを打てる点に触れ、「このあたりは彼女たちの大きな強みだと思うので、これを十分にラスベガスでも生かしてほしい」とエールを送り、世界トップクラスの選手たちが集う舞台でのさらなる躍動に大きな期待を寄せている。
山本は2025年にダラス・ウィングスとトレーニングキャンプ契約を結びプレシーズンゲームに出場したものの、開幕前に契約解除となっている。その後はWリーグでのプレーを経て、1年越しに悲願であったWNBAのコートに立つ夢を実現させた。
現在、代表活動から離脱している点について、萩原副委員長は「現在JBAの方でワールドカップ合流の方向で、先方チーム(エーシズ)との調整・交渉をしている状況」と明かした。
女子日本代表のコーリー・ゲインズヘッドコーチも山本のWNBA挑戦を好意的に受け止めているという。エーシズのベッキー・ハモンヘッドコーチを「世界一のコーチ」と絶賛し、「世界一のコーチに教わることは本当に素晴らしいことだから、向こうで学んだ色々なものを日本に持ち帰ってきてほしい。それが日本代表にとっても非常に貴重なものになる」と期待を寄せ、「彼女の挑戦をできる限りサポートしたい」と力強く語っていたという。
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