
2025.03.15
2025年度以降の「天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会」のレギュレーションが変更される。
3月14日、日本バスケットボール協会(JBA)が記者会見を開催し、同大会の改編についてJBAの渡邊事務総長が登壇。2017年度から天皇杯、皇后杯に分かれて行われてきた「全日本」は、以前のように男女同時の集中開催が復活することなどが発表された。
改編の目的について、「過密日程からの選手負担減」「出場枠の再編を図りプレーレベルの向上」「ファイナルラウンド集中開催による大会価値の向上」の3点を挙げた。それに伴い、「男女のファイナルラウンドの集中開催方式の導入」「ファイナルラウンド出場枠の再編」「競技ルールの変更」が実施され。
変更点は以下のとおり。
■2025年度天皇杯(男子)ファイナルラウンド(24チーム)競技日程・会場
【1回戦8試合】2026年1月6日(火)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館
【2回戦8試合】1月7日(水)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館
【クォーターファイナル】1月8日(木)国立代々木競技場第一体育館
【セミファイナル】1月10日(土)国立代々木競技場第一体育館
【ファイナル】1月12日(月・祝)国立代々木競技場第一体育館
■2025年度皇后杯(女子)ファイナルラウンド(24チーム)競技日程・会場
【1回戦8試合】2026年1月5日(月)駒沢体育館
【2回戦8試合】1月6日(火)駒沢体育館
【クォーターファイナル】1月8日(木)国立代々木競技場第二体育館
【セミファイナル】1月9日(金)or10日(土)※調整中 国立代々木競技場第一体育館or第二体育館
【ファイナル】1月11日(日)国立代々木競技場第一体育館
■ファイナルラウンド出場枠の再編
【都道府県ラウンド】原則、当該年度の8月までに都道府県ラウンドを開催し、上位チームがブロックラウンドに進出
【各ブロック代表】原則、当該年度の11月までにブロックラウンドを開催し、各ブロック1枠ずつ、計9枠
【社会人推薦枠】前シーズンの成績(高松宮記念杯 全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ優勝チーム)をもとに1枠
【大学推薦枠(男子)】前年インカレの成績から優勝チームのブロックへ1枠付与、当該シーズンの春季大会の結果で決定
【大学推薦枠(女子)】前年インカレの成績から優勝、準優勝、3位チームのブロックへ3枠付与、当該シーズンの春季大会の結果で決定
【トップリーグ推薦枠(Bリーグ、B3リーグ)】前シーズンの成績をもとにB1に8枠、B2に4枠、B3に1枠
【トップリーグ推薦枠(Wリーグ)】前シーズンの成績をもとにWプレミアに8枠、Wフューチャーに2枠
■競技ルールの変更
<大会エントリーについて>
天皇杯・皇后杯を通じてエントリーできるチームは1人1チームとし、移籍した場合も出場を認めない
※ラウンド中・ラウンドごとにエントリーするチームが変わることは不可
※Bリーグの特別指定選手やWリーグのアーリーエントリーの選手は、当該年度に天皇杯・皇后杯に出場していた場合、出場不可
<外国籍選手の登録人数及びオンザコートルールについて>
・外国籍選手(留学生含む)の登録は2名まで。エントリー時点で確定し、その後の変更はできない
・コート上でプレーできる外国籍選手は、試合を通じて1チーム1名まで(オン・ザ・コートワン)
・アジア特別枠は廃止し、Bリーグでアジア特別枠で登録してる選手は、外国籍選手として登録
・帰化選手は、試合を通してコート上でプレーできる人数は1名までとし、外国籍選手1名と同時にプレーすることができる
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