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12月18日、皇后杯の準決勝が行われ、ENEOSサンフラワーズとトヨタ紡織サンシャインラビッツが対戦した。
絶対的エースの渡嘉敷来夢を擁するENEOSは、渡嘉敷の先制点を契機に岡本彩也花の3ポイントシュートなどで一気に攻め立て、11-4のランに成功。その後は得点が停滞し、その隙に相手に詰め寄られて1点差とされも、岡本が再びスコアすると、残り3秒には宮崎早織のシュートも決まり、18-14で第クォーターを終えた。
続く第2クォーターでは、渡嘉敷が3ポイントシュートを沈めてチームを勢いづけると、その渡嘉敷と代わって出場した中田珠未らの得点で点差を拡大。さらに、ENEOSがフリースローなどで着実に加点していくと、残り17秒には高田静が長距離砲をヒット。43-28と2ケタ差をつけて前半終了。
第3クォーターでもENEOSの勢いは止まらず、渡嘉敷を起点に梅沢カディシャ樹奈のポストプレイや林咲希の3ポイントシュートなどで相手を突き放す。トヨタ紡織の平末明日香や東藤なな子らに得点を許すシーンもあるものの、62-46で最終クォーターへ。
16点差で迎えた第4クォーターでは、東藤や加藤優希にスコアされるも、林が2本の3ポイントシュートでチームを勢いづけ、なんとか2ケタのリードを維持。その後はあまり得点が伸びないものの、梅沢がリバウンドをきっちり拾って相手にセカンドチャンスを与えず、優位を保ってタイムアップ。79-62と快勝を収めた。
ENEOSは渡嘉敷が21得点と圧巻の活躍。次いで3ポイントシュートを4本全て決めた林が16得点をマークし、勝利を後押しした。また、梅沢は12得点14リバウンドとダブルダブルを達成するなどインサイドで気を吐いた。対するトヨタ紡織は、平末や東藤ら4選手が2ケタ得点をマークしたものの、東藤のファウルアウトが響いた。
■試合結果
ENEOSサンフラワーズ 79-62 トヨタ紡織サンシャインラビッツ(@代々木第二体育館)
ENEOS|18|25|19|17|=79
トヨタ紡織|14|14|18|16|=62