2019.09.13

「強みは間違いなくオフェンス」…富山グラウジーズの宇都直輝、若手の成長に好感触

宇都は191センチの体格を誇るポイントガード [写真]=B.LEAGUE
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 8月27日に都内で「B.LEAGUE TIPOFF カンファレンス2019」が開催され、琉球ゴールデンキングスを除くB1所属クラブの選手各1名が集結した。

 富山グラウジーズからは宇都直輝がイベントに登壇。日本代表で富山県出身の八村塁(ワシントン・ウィザーズ)と馬場雄大アルバルク東京)の活躍を受け、「富山もすごくバスケットが盛りあがっている状況ですが、僕らががんばらないと意味ないと思うので、すごい責任を感じてプレーしていきたいなと思います」と、新シーズンの開幕へ向けコメントした。

 昨シーズン、富山は快進撃を見せた。Bリーグ初年度と2年目では残留プレーオフに出場したが、昨季はチームとして初のチャンピオンシップへ出場。その快進撃の要因の1つとなったのは、ジョシュア・スミスレオ・ライオンズ、そして宇都の高い攻撃力だろう。宇都自身も「自分たちのストロングポイントは間違いなくオフェンスだと思っています」と胸を張る。

 一方で、昨シーズンで37.7パーセントという高確率で3ポイントシュートを沈め、1試合平均9.2得点を稼いだ大塚裕土川崎ブレイブサンダースへ移籍。多少の攻撃力ダウンも否めないが、宇土は言う。「去年途中から入ってきた前田(悟)選手、ガードも松山(駿)選手もいますし、葛原(大智)選手も練習からとてもアグレッシブにプレーしています。大塚選手の抜けた穴として、前田選手や葛原選手がそこをカバーできるようにしっかり取り組んでいるので、僕としては、むしろ一緒に練習している段階では戦力アップなのかなと思っています」。

 富山は、ホーム富山市総合体育館で三遠ネオフェニックスと対戦。対戦相手を宇都は、「(三遠は)チームワークで戦ってくると思うので、チームで戦ってくる相手に個で戦うというは厳しい。僕たちもいかにチーム一丸で戦えるかがカギになるかなと思います」と分析した。

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