2020.01.24
■レバンガ北海道vs千葉ジェッツ(@北海きたえーる)
1月22日19時5分
現役最後のオールスターゲームで地元の折茂武彦がMVPを受賞するなど、Bリーグを代表する選手が終結した夢の祭典の記憶が新しい北海きたえーる。B1再開のゲームはレバンガ北海道と千葉ジェッツが対戦する。今シーズンの対戦成績は北海道の1勝2敗だ。
北海道は昨年の12月25日のサンロッカーズ渋谷戦に勝利して以降、天皇杯ファイナルラウンドを加えて現在6連敗中だ。その間、平均得点が73.5に対して失点は82.3と実に8点以上の開きがあり、つまりはディフェンスが機能していないことを証明している。特に年が明けてからのサンロッカーズ渋谷戦(1月9日、天皇杯)が16点差、さらにアルバルク東京戦(1月15日)が23点差と状況はかなり厳しくなっている。今回の相手は富樫勇樹を筆頭に内外に得点源を持つ千葉だけに、ポイントを絞った守りが必要かもしれ差に。
対照的に千葉は4連勝中だ。その中には東地区のライバル、A東京への連勝も含まれていて、調子は上向きだ。前節の秋田ノーザンハピネッツ戦では前半は秋田の激しいディフェンスに苦しんだが、それまで無得点だった富樫が第3クォーターだけで13得点と大爆発。チームとしても34得点をあげリードを一気に広げていった。ここに来て一気に走る時間帯を作り出しているだけに、相手チームにとっては脅威となってきた。
今回の対戦で注目はガード対決! 北海道の橋本竜馬と多嶋朝飛のコンビが千葉の富樫とどのようなマッチアップを見せるかに注目したい。言うまでもなく、どの選手もチームのダイナモであり、彼らの出来がチームの勝敗を左右する。ともにディフェンスから切り返しの早いオフェンスを標榜しており、それだけに司令塔の出来がカギを握る。
さらに千葉は1、2番の役割を担うコンボガードであるコー・フィリッピンがここにきてローテーション入りを果たし、攻防にわたりチームに活力を与えている点も見逃せない。2番のスターターに定着した北海道の中野司との“ルーキー”マッチアップも楽しみだ。
■ロースター
・北海道(ヘッドコーチ:内海知秀)
橋本竜馬
ケネディ・ミークス
マーキース・カミングス
ファイ・パプ月瑠
中野司
多嶋朝飛
折茂武彦
市岡ショーン
桜井良太
マーク・トラソリーニ
内田旦人
川邉亮平
松島良豪
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
コー・フリッピン
田口成浩
晴山ケビン
大宮宏正
ニック・メイヨ
西村文男
大倉颯太※特別指定
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
原修太
小野龍猛
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