2020.01.22

秋田ノーザンハピネッツは守備の修正が必須、宇都宮ブレックスは若手の活躍で嫌な流れを払拭したい

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秋田ノーザンハピネッツvs宇都宮ブレックス(@秋田県立体育館)
1月22日19時5分

 前節、敵地で千葉ジェッツと対戦した秋田ノーザンハピネッツ。前半終了時点では36-40と競り合いを演じたものの、第3クォーターでまさかの34失点。同クォーターでは、前半無得点に抑えていた富樫勇樹に13得点3アシストを与えて流れを持っていかれ、21点差で敗れた。これで7連敗となったが、ジャスティン・キーナンが21得点10リバウンド、細谷将司が16得点、カディーム・コールビーが4ブロックを挙げたことは前向きに捉えるべきだろう。

 今節の相手は第15節に対戦したばかりの宇都宮ブレックスと対戦し、またしても強敵だ。その宇都宮は前節、天皇杯王者のサンロッカーズ渋谷と対戦。第1クォーターこそ28-17と好スタートを切ったものの、第2、第3クォーターで追いあげを許すと、最終クォーター開始から連続得点を奪われ逆転負けを喫した。最終スコアは84-88。渡邉裕規が約21分間の出場で0得点4ファウルと振るわなかったが、新加入のテーブス海が12得点2アシストと鮮烈デビューを飾ってカバーしたことは、今後の宇都宮にとって大きな収穫だった。

 ホームに戻る秋田は、直近3試合でいずれも85失点以上を記録しており、ディフェンスの修正が急務。特に後半で引き離される傾向にあり、連敗脱出へは40分間強度を保ち続けるディフェンス力が不可欠だ。オフェンスでは前回の宇都宮戦で2戦合計29得点25リバウンドをマークしたウィリアムスニカの奮起に期待したい。

 対する宇都宮は秋田相手に今シーズン3勝0敗と負けなしだが、天皇杯の敗戦から嫌な流れが続いている印象。再びチームに勢いをもたらすにはフレッシュな若手選手の活躍が必要だろう。前節に引き続きテーブスが起爆剤となれるか。オールラウンドな働きができる大学生Bリーガー・山口颯斗がデビューを果たすかどうかにも注目だ。

■ロースター
・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
細谷将司
野本建吾
白濱僚祐
今川友哲
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
保岡龍斗
ウィリアムスニカ
ハビエル・カーター
ジャスティン・キーナン
カディーム・コールビー
古川孝敏

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太※インジュアリーリスト
ジャワッド・ウィリアムズ
ジェフ・ギブス
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏※インジュアリーリスト
山崎稜
喜多川修平
山口颯斗※特別指定
テーブス海※特別指定

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