2020.01.22

互いに譲れない川崎ブレイブサンダースと横浜ビーコルセアーズの“神奈川ダービー”

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横浜ビー・コルセアーズvs川崎ブレイブサンダース(@トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
1月22日19時5分

 中地区1位を独走する川崎ブレイブサンダース。1月15日に行われた第17節では、三遠ネオフェニックスを相手に一時は最大で21点ビハインドを負ったが、第3クォーターで大爆発。辻直人の活躍もあり、このクォーターで32点を奪取すると、第4クォーターではリードを広げ、逆転勝利を飾った。

 この試合、川崎は32得点15リバウンドを稼ぎ出し、逆転勝ちの殊勲となったジョーダン・ヒースや24得点9リバウンド6アシストのニック・ファジーカス、15得点8アシストの辻らがチームをけん引。勝ち星を25に伸ばした。

 ケガ人が多い中、1月9日~12日の期間で行われた「第95回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」では準優勝。川崎はその勢いをしっかりとBリーグの後半戦にもつなげた形となった。迎える第18節は“神奈川ダービー”。同じ神奈川県に所属する横浜ビーコルセアーズとの対戦だけに、絶対に負けられない一戦となる。

 対する横浜は、前節では新潟アルビレックスBBと対戦したが川崎とは逆に逆転負け。前半2点ビハインドから第3クォーターでは逆転に成功したが、第4クォーターで新潟の今村佳太らに要所でシュートを許してしまい、再逆転を許してしまった。

 1月15日時点で順位は川崎が中地区1位、横浜が5位。横浜は、前節では敗れはしたものの、橋本尚明が3ポイントシュート4本を含む14得点、レジナルド・ベクトンが20得点10リバウンド、ウィリアム・マクドナルドが13得点9リバウンドと気を吐いた。第18節では川崎を倒して白星を増やすことはもとより、上位浮上のキッカケをつかみたいところ。

一方の川崎は、篠山竜青らケガで主力を欠いていて苦しい状況にはかわりはないが、天皇杯でも見せた高いチーム力に加え、藤井祐眞青木保憲らの気迫あるプレーにも期待が高まる。さらに、川崎は辻、横浜は橋本と、両チームともにアウトサイド陣のシュート確率も勝敗の行方を左右しそうだ。

■ロースター
・横浜(ヘッドコーチ:トーマス・ウィスマン)
ジェームズ・サザランド
橋本尚明
レジナルド・ベクトン
ホール百音アレックス
アキ・チェンバース
ハンター・コート
牧全
田渡凌
秋山皓太
竹田謙
エドワード・モリス
ウィリアム・マクドナルド
生原秀将
小原翼

・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
増田啓介※特別指定
辻直人
鎌田裕也
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
ジャマール・ソープ
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

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