2020.11.04

点の取り合いが予想される一戦、マーフィーと松脇圭志のルーキー対決に注目!

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

広島ドラゴンフライズ vs 富山グラウジーズ(@広島サンプラザホール)
第1戦:11月5日19時5分 第2戦:11月6日19時5分

 バイウィーク明けのB1第7節は、11月5日に行われる広島ドラゴンフライズvs富山グラウジーズの一戦が先陣を切る。

 前節終了時点で8勝2敗の富山は、現在東地区4位。一方の広島は3勝7敗で西地区7位に位置。黒星が先行しており、前節の琉球ゴールデンキングス戦も72-74で敗北を喫した。この試合は第1クォーター途中に12点差をつけるも、前半で追いつかれて勝敗が見えない熱戦に。試合終了残り4秒にトーマス・ケネディの3ポイントシュートで同点としたが、並里成に痛恨のブザービーターを浴びてしまった。チームは第3節の第2試合から5戦連続で1ケタ点差の試合が続き、三遠ネオフェニックス以外の3チームには競り負け。終盤に粘り強さを発揮できるかが、今後の巻き返しのカギになる。

 富山は前節、リチャード・ソロモンの24得点14リバウンド、ジュリアン・マブンガのトリプルダブル達成などで横浜ビー・コルセアーズに20点差勝利。第3クォーターまでは拮抗したが、最後の10分間で30−9と一気に突き放した。現在B1トップの平均88.3得点を誇り、今節以降もこの攻撃力でどこまで好調を維持するか注目だ。

 対する広島も、グレゴリー・エチェニケを軸に現在平均80.1得点を記録しており、今節は点の取り合いが予想される。注目は広島のアイザイア・マーフィーと富山・松脇圭志のルーキー対決。どちらも得点を量産できる爆発力があるだけに、自らの得点でチームを勝利へ導きたい。

文=小沼克年

■ロスター
・広島(ヘッドコーチ:堀田剛司)
ジャマリ・トレイラー
トーマス・ケネディ
朝山正悟
岡本飛竜
アイザイア・マーフィー
グレゴリー・エチェニケ
田渡凌
田中成也
荒尾岳
古野拓巳
谷口大智
森山修斗

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
阿部友和
水戸健史
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

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