2020.12.25

富山グラウジーズは10月以来のホーム連勝、広島ドラゴンフライズは10連敗からの脱却を目指す

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

富山グラウジーズ vs 広島ドラゴンフライズ(@富山市総合体育館)
第1戦:12月26日18時5分 第2戦:12月27日13時5分

 前節、東地区首位の千葉ジェッツに挑んだ富山グラウジーズだったが、悔しい連敗に終わった。初戦は第1、第3クォーターに離されて16点差の敗戦。相手の94.7パーセントに対し、60.9パーセントというフリースロー成功率に留まったのが敗因の1つと言えるだろう。巻き返しを図った第2戦では、ダブルオーバータイムまでもつれ込む大接戦に。ジュリアン・マブンガがトリプルダブルを含む47得点、リチャード・ソロモンが28得点、橋本晃佑が24得点をマークしたが、富樫勇樹に40得点を許すなどあと1点届かなかった。

 一方、前節はサンロッカーズ渋谷のホームに乗り込んだ広島ドラゴンフライズ。第1戦を78-99で落とすと、第2戦では8点差で競り負けてこの2連戦でも白星を獲得することができず。ついに連敗は10に達してしまった。2戦合計で55個のターンオーバーを犯してしまったことは最優先で修正すべき。前回白星を挙げた京都ハンナリーズ戦を振り返ると、朝山正悟アイザイア・マーフィー田中成也が2ケタ得点をマークしているだけに、やはり勝利へはガード陣の得点が必要となるだろう。また、特別指定選手として加入した佐土原遼が救世主となれるかにも注目だ。

 富山は千葉との2戦目で15分の出場に留まったキャプテン宇都直輝のカムバックに期待。チームは現在14勝9敗で東地区5位。年内最終戦となるホームゲームでは、10月以来遠ざかっている同一カードでのホーム連勝を飾り上位に『喰らいつけ』。

文=小沼克年

■ロスター
・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
阿部友和※インジュアリーリスト
水戸健史
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

・広島(ヘッドコーチ:堀田剛司)
ジャマリ・トレイラー
トーマス・ケネディ
朝山正悟
岡本飛竜
アイザイア・マーフィー
グレゴリー・エチェニケ
田渡凌
マーク・セントフォート
田中成也
荒尾岳
古野拓巳
佐土原遼 ※特別指定
谷口大智
森山修斗

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