2021.02.05

中2日で今節を迎える川崎ブレイブサンダース、西地区首位撃破へはホームの後押しが不可欠

フリーライター

川崎ブレイブサンダースvs シーホース三河(@川崎市とどろきアリーナ)
第1戦:2月6日18時5分 第2戦:2月7日16時5分

 川崎ブレイブサンダースは今節、西地区首位に立つシーホース三河をとどろきアリーナに迎え撃つ。両者の対戦は第16節以来1カ月ぶりとなる。

 2月3日に他チームより先に第23節を行った川崎は、ホームで千葉ジェッツと対戦。第1クォーターから先手を取られ前半で9点ビハインドを背負ったが、最終クォーター序盤には熊谷尚也の3ポイントシュートで2点差まで詰め寄った。だが、そこから連続7失点で離されると、最後まで相手を捕まえられず67−77で敗戦。計24個のターンオーバーを奪ったものの、27得点を記録したニック・ファジーカス以外は1ケタ得点となったオフェンスに課題を残す結果となった。

 三河は前節、ホームに秋田ノーザンハピネッツを迎え1勝1敗。初戦は攻守が噛み合って83−69で制したが、第2戦は75−84で黒星。第1戦で27得点の金丸晃輔は3ポイントシュート1本のみの11得点、相手外国籍選手のリバウンドに加え、計6本浴びせられたブロックショットも響いた。

 前回対戦時は第1戦を92−84で川崎が、第2戦は三河が99−86でリベンジに成功した。今回ホームの川崎は金丸、ダバンテ・ガードナー川村卓也など攻撃力のある選手を揃える三河をどこまで抑えることができるかがカギとなる。日程面では中2日と中5日で三河に分があるだけに、ホームのファンの後押しも、より重要になりそうだ。

 対する三河はカイル・コリンズワース柏木真介長野誠史らタイプの異なるポイントガード陣がいる点も魅力。篠山竜青藤井祐眞を翻弄しゲームコントロールで優位に立てるか。指揮官の手腕にも注目だ。

 文=小沼克年

■ロスター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
米須玲音 ※特別指定
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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