2021.02.05

アルバルク東京はインサイドの守りを固めたい、信州ブレイブウォリアーズは日本人選手の働きが重要

フリーライター

アルバルク東京vs信州ブレイブウォリアーズ(@アリーナ立川立飛)
第1戦:2月6日15時5分 第2戦:2月7日15時5分

 アルバルク東京は、前節に続き今節もホームでの2連戦。アリーナ立川立飛に初対決となる信州ブレイブウォリアーズを迎え撃つ。

 現在19勝13敗で東地区7位に位置するA東京。前節の富山グラウジーズとの第1戦では、同点で迎えた最終クォーターに30失点を喫して敗戦。試合を通してインサイドを徹底的に攻められ、ジョシュア・スミスリチャード・ソロモンの2人に計53得点を奪われたのが敗因に挙げられる。第2戦も競り合いとなったが、第4クォーターだけでデション・トーマスが13得点をマークする活躍で4点差の勝利。ただ、ホームで富山との2勝差を縮められなかったことは悔いが残る結果となっただろう。

 一方、信州の前節は2戦連続で滋賀レイクスターズに競り負けた。初戦は第1クォーターで9−21とされたビハインドを覆せず、最終スコア68−74。第2戦は第3クォーターに守備が崩れて延長戦へ持ち込まれると、残り2分から失速して逆転負け。第19節終了時点で12勝20敗の西地区6位に位置する。

 ディフェンスに重きを置く両チームの対戦は、ロースコアゲームが予想される。A東京は前節の反省を生かし、インサイドの守備を修正して相手の自由を奪えるかが、試合を優位に運びポイントになるだろう。

 ここまでの1試合平均失点は、平均76.3失点のA東京に対し、信州が72.8失点。しかし、平均得点はA東京の81.8点に対し、信州が69.2と低く、信州が勝利するには西山達哉とともに得点に絡む日本人選手の活躍が必須だ。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
デション・トーマス
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
吉井裕鷹 ※特別指定
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク
小酒部泰暉 ※特別指定

・信州(ヘッドコーチ:勝久マイケル)
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
佐藤託矢
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー

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