2021.03.19

地区2位同士の注目カード、千葉ジェッツはコリンズワースをどう抑えるかがポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

千葉ジェッツvsシーホース三河(@船橋アリーナ)
第1戦:3月20日15時5分 第2戦:3月21日15時5分

東地区首位の宇都宮ブレックスを2勝差で追う千葉ジェッツは、今節ホームに西地区2位のシーホース三河を迎え撃つ。現在、千葉の1試合平均得点は88.2、平均失点は77.9を記録。対する三河は平均得点が84.3、平均失点が79.0と両者の数字は拮抗しており、船橋アリーナでのレギュラーシーズン最初で最後の対戦は好ゲームが期待される。

前節の千葉は、アウェーで富山グラウジーズと星を分け合った。第1戦では岡田侑大に29得点を奪われたほか、12本の3ポイントシュートを決められて計96失点。Bリーグ発足後初となる富山戦での敗戦となった。しかし第2戦では、同点で迎えた試合終了残り0.2秒からギャビン・エドワーズが決勝点を挙げて劇的勝利を収めた。

一方の三河は、3月12日に「第96回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」の準決勝を戦い、17日には島根スサノオマジックとの第23節を消化した。天皇杯では川崎ブレイブサンダースに敗れて3位で終えたが、島根との試合では川崎戦の反省点となった第1クォーターの入りを修正。立ち上がりで35−12と圧倒すると、そのまま相手を寄せ付けず最終スコア106−58で完勝を収めた。

現在東地区2位の千葉は、今節へ向け休養十分。後ろには川崎が3勝差で迫っているだけに連敗は許されないだろう。試合開始からハードなディフェンスを披露して三河の自由を奪いたい。

また、前節トリプルダブルの活躍を見せたカイル・コリンズワースは198センチの大型かつ万能ポイントガード。富樫勇樹とは30センチもの身長差があるだけに、千葉がどういう守備を敷くか、対する三河はコリンズワースにどんな役割を持たせるか注目だ。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
大倉颯太 ※特別指定
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO