2021.03.19
3月12日、さいたまスーパーアリーナで「第96回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会」のセミファイナルが行われ、川崎ブレイブサンダースとシーホース三河が激突した。
ともにBリーグ発足後決勝で涙を飲んでいるチームどうしの対戦。川崎が序盤にイージーなレイアップを外してしまったものの、ジョーダン・ヒースが2本連続で3ポイントシュートを成功。これに藤井祐眞も5連続得点で続き、11-2とリードを広げる。対する三河はダバンテ・ガードナーの個人技で反撃に出るが、川崎のバランスのいい攻撃を止められず22-11で第1クォーターが終了。
続く第2クォーターは序盤、互いに攻撃が停滞する時間が見られたものの、徐々にエンジンが掛かって得点を入れ合う展開に。三河がミドルシュートを中心に攻める一方、川崎は3ポイント攻勢。ニック・ファジーカスやヒースの外角シュートが決まって試合を優位に進め、45-30で試合を折り返す。
第3クォーターは序盤、川崎がファジーカスの連続ポイントなどでリードを広げにかかるが、三河も金丸晃輔やシェーファーアヴィ幸樹の3ポイントシュートで反撃。三河が一時13点差まで縮めることに成功するが、川崎がそれ以上の反撃を許さず。59-46で突入した最終クォーター、激しいディフェンスから三河がリズムを作り、試合残り7分10秒で65-55と10点差に。川崎はヒースの3ポイントシュートで反撃するも、三河の猛烈な追い上げに遭い、残り4分22秒で68-62と6点差まで詰め寄られてしまう。川崎にとって苦しい時間帯となるが、慌てることなく試合を締めくくり、79-67で勝利。2大会連続で決勝進出を果たした。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 79-67 シーホース三河
川崎|22|23|14|20|=79
三河|11|19|16|21|=67
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